ようやく総裁選挙が始まった | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

先日「金環色」という古い映画を観た。




いかにも自民党と思われる政党の総裁選挙が描かれ、札束が飛び交っている様が抉り出されていた。


事実を知らない私などにとっては、本当にそうかしら、と思うような話ばかりだ。


しかし、すべてが絵空事だとは思えない。


かつての金権体質にまみれた自民党ではそんなことも罷り通っていたのだろうな、などと納得してしまう自分がいる。




しかし、今は、金で総裁選挙の票を買う、などということは、不可能だ。


そんな動きを示しただけで、即座にアウトになる。




そのことだけは、断言して差し支えない。


私が国会議員になってからこの5年間で、小泉総裁の再選の総裁選挙、安倍総理誕生の総裁選挙、福田総理誕生の総裁選挙、の3回の総裁選挙を経験しているが、いずれの選挙でも金の噂は出ていない。




自民党が変わった、という証拠である。




今回の総裁選挙の名乗りを上げた5人の候補者は、それぞれに優れた政治家である。


こういう候補者が総裁選挙に出馬できるようになったことが、いい。


それぞれの候補者が政策を高く掲げ、同志を募って、堂々と総裁選挙に打って出ることが出来たこと自体が、私は素晴らしいと思っている。




そして、麻生、与謝野、石原、石破の4人の男性の候補者に伍して、女性の小池百合子さんが総裁選挙に出馬できたことがいい。


自民党の歴史始まって以来の快挙である。




「自民党が、自民党を超える日」


それが、9月22日の総裁選挙の投票日である。




小池百合子の推薦人の一人に早くから名乗りを上げた私の仕事は、これで一段落である。


立候補出来て、本当に良かった。