人が変わらないのを嘆くのではなく、まず自分が変わる。 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

ここでの議論が、新しい政治の流れを作るかも知れない。

そう期待しながら、率直な意見交換を求めている。


上り坂で倒れても大きな怪我はしないが、今は極端な下り坂。

ここで足を踏み外せば奈落の底、という感覚で、足下を踏み固めなければならない。

別に私個人のことを考えているわけではない。


日本にとってどうあるのがいいか、ということである。

日本の将来にとって、今私たちは何をしなければならないか、ということである。


落下する恐怖から逃れる一つの方法が、落下するスピードよりも速く動く、ということである。

私は、常々そんなことを考えてきた。

そんなことは、不可能だ。

そういう声が聞かれそうだが、ここは頭の体操。


新幹線は速い。

あっという間に目の前を通り過ぎる。

しかし、それは、外から見ている人の感想。

新幹線に乗っていれば、窓の外さえ見なければ、そのスピードの速さは殆ど気にならない。


落下するスピードを遙かに超えるスピードで動くこと。

落下するスピードを超えるスピードで動ける新しい乗り物を見つけること。


それが、今の日本に求められていることだ。


こういうときに民主党が何の足しにもならないことがはっきりした。

福田総理の辞意表明から2日経つが、未だに民主党の若手から声が上がらない。

何となく小沢氏の無投票3選の流れに乗ろうとしている。

新しい日本のビジョンも打ち出さず、ただただ自民党、公明党の連立政権与党が自壊するのを待っている。


私はどんな状況であっても、自分の意志で、自分の全知全能を傾けて(言葉遣いとしては、全身全霊が正しいとの指摘がありました。ありがとうございます。)、事態を打開する道を選びたい。


動けば、必ず局面が開けてくる。

そう信じている。


人が変わらないのを嘆くのではなく、まず自分が変わる。

これが、いつの時代でも改革者に求められる大事な資質である。

日々新たなり。


この言葉は、この時のための言葉でもある。