ようやく帰国した。
ホテルのインターネットに接続するのに1日22ユーロもチャージされるということを知って唖然とした。
4000円から5000円もかかるのではさすがにブログの更新はできない。
しかもIDとパスワードをその都度書かなければならない。
せめて国際電話対応の携帯電話にしておけば良かったのか、などと思っているが、まあ60過ぎではじめてブログを書き始めた政治家の初挑戦としては、こんなものだろう。
こんな経験でも、国会議員の私が発信することには意義があろう。
国際化の流れは、滔々と止まらない。
若い方々には、この国際化社会に適応できる本当の力を養って欲しい。
韓国、イギリス、スウェーデン、フランスの4カ国を8日間で視察してきた。
こんな視察団は見たことがない、と大使館や法務省の担当者が言うくらい中身が充実した、しかもハードな視察団だった。
おいおいその報告はこのブログでもさせていただくが、やはり日本はいいなあ、というのが率直な感想である。
来年5月から裁判員制度が始まるが、日本の裁判委員制度は、諸外国の国民参加制度を十分研究したうえで周到に設計された優れものであることを改めて確認できた。
ただし、諸外国ではそれぞれの国の歴史や伝統に根ざしており、自国の制度に対しての矜恃、強いプライドがあるのに対し、我が国の場合はいまだその基盤が出来ていない。
いわば根無し草のような、頼りなさがある。
これを克服していくことが私たちの最大の課題であることを確認したことが、今回の視察団の成果であろう。
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