おはようございます。
今朝のお目覚めは、如何ですか。
今日もよろしくお願い致します。
今朝は、こちらは生憎の雨模様です。
九州地方で大雨の被害に遭われていて映像を見たばかりですが、関東地方や東北地方も雨の被害が憂慮されます。
災害対策特別委員会のメンバーが今日、岩手･宮城内陸地震の被災地に赴き、現況視察をすることになったおりますが、この状況では自衛隊のヘリコプターが飛ぶことは難しく、延期になるのではないかと思います。
余震が続いている、崩落した土砂で出来たダム（せきとめ湖）がいつ溢水するかも知れないという状況で懸命の被災者の救出や復旧活動に従事されている自衛隊員や消防団員、市役所等の担当者の皆さんを激励し、また、避難所で不安な毎日を送っておられる被災者の皆さんに国民を代表して、お見舞いの心を届けてきていただきたいところですが、止むを得ないところです。
私たち国会議員としては、被災地の皆さんの声をしっかり受け止め、政府に必要な緊急財政支援を実施させる位のことしか出来ません。
本当にもどかしいところですが、私たちに託されている責務をしっかり果たして参りたいと覚悟を新たにしております。
昨日で通常国会が終了しました（正式には、今日だが、審理は行われない）。
お蔭様で、この国会でも十分仕事をさせていただきました。
特にオウム被害者救済立法については、具体的な法案の策定から成立までのすべての過程について法案作成の責任者としてずっと関わってこれたことは、国会議員として最高の栄誉だろうと思っております。
国会議員としては若手に属する当選２回の私に、こういうチャンスを与えていただきました皆さんに心から感謝申し上げます。
笹川堯議運委員長の支えがなければ絶対に出来なかったことです。
臼井司法制度調査会長や倉田法務部会長、保岡司法制度調査会最高顧問など、実に多くの先輩の先生方からご支援をいただきました。
津島税制調査会長が側面からバックアップしていただいたことも大きかったと思います。
皆さん、本当にありがとうございました。
昨年の９月１０日に始まった臨時国会から約９ヶ月半、中２日間だけの休会を挟んでの長い国会でした。
国が抱える問題がますます複雑多岐にわたり、難しくなってきておりますので、これからは事実上、通年国会、一年中国会の審議が行われているのと同じ状況になるのかも知れませんね。
（もっとも、これは政府与党の国会議員の場合で、そもそも制度の構築や法案の作成に実質的に関与しない野党の国会議員の場合は、かなり趣が変わると思います。
与党が作ってきたものに対し批判をすればいい、とにかく政府与党を追い詰めればいい、そういう発想に立つと、国会議員の仕事は実に楽になります。
政府与党が法案を取り纏め、国会に提出してくるのをただ待っていればいい、委員会での審議で政府与党をとっちめればいい、そのための材料の一つか二つ手に入ればいい。
そんな風になってしまいます。
政府与党の誤まりを糺す、ということも大事ですが、政治を担っていくためには、制度を自分で作り上げる、という力が、何より求められます。
様々な制約条件がある中で、どういう制度を作り上げるか、そういう複雑なパズルを解くような作業が本来の政治だと思います。(もっとも、政治の一部でしかありませんが。）
おそらくこれから１年後ぐらいに衆議院の解散･総選挙が行われると思いますが、有権者の皆さんにはこんな観点から、一人一人の国会議員の活動を検証していただきたいですね。）
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