自民党ブログ対決第3回が終了した。
なんという凄まじさ。
トップに立った松本純氏の得票が50万票を超えている。
つい先日見たときはまだ10万台だったから、一週間足らずで30万以上増えたことになる。
山本一太氏の個性豊かなブログへの得票が順調に増え、中川秀直氏のオーソドックスなブログも段々得票を増やし、ずっと低迷を続けていた馳浩氏のブログもようやくその面白さが認識されて急激に得票が増えているな、と思っていたら、大逆転。
これがネットの凄いところだ。
松本純氏のブログは記録性に優れている。
ちょっと写真が大きすぎ、また多すぎて毎回は見る気にはなれないが、国会議員がどんな活動をしているかはよく分かる。
特に松本氏が麻生太郎衆議院議員の広報マンを買って出ているということが如実に分かる。
丁寧に国会議員の活動をフォローしていると、いつどこに誰が来るかが分かるから、ちょっと怖い気もする。
そういう意味では山本一太氏のブログも同様だ。
誰がどこでどんな活動をしているか、手に取るように見えるときがある。
その時々の率直な感想などが書き連ねられているのがいい。
どうやら山本氏は文章を飾らない人のようだ。
実に分かりやすい。
マスコミにはこういう人が一番合っているのだろう。
中川秀直氏のブログは、オーソドックスである。
マスコミ報道を取り上げた上で、ほどほどの反論、解説に徹している。
もっと本音を探りたいときもあるが、自民党の責任ある立場の政治家としては、これが精一杯というところか。
それにしても終盤の得票の伸びはさすが、と感心した。
馳浩氏のブログは、読めばなかなか面白い。
家庭内のちょっとした会話が紹介されている。
これを読めば、政治家が身近な存在だということがよく分かるだろう。
ちょっと文字が小さく、読みにくいところもあるが、面白いのは一番だろう。
佐藤正久氏のブログは、佐藤氏が世界を股に活動していることを如実に示している。
ブログに掲載されている写真は、滅多に外では見れないような貴重な映像ばかりだ。
その記録性の高さは素晴らしい。
ということで、感心するばかり。
どうやら、今回で自民党ブログ対決は終了するらしい。
それはそうだろう。
いくら常在戦場の国会議員もこんな激しいバトルにいつまでも晒されているのはかなわない。
皆、自分のささやかな領域で一息付きたくなる頃だろう。
ブログ対決に参加されていた戦士の皆さん、お疲れ様でした。