昨日も1万件以上のアクセスがあった。
何故だろうか、と不思議に思っていたら、その理由がようやく判明した。
先日、「なぜ、国民の間にこんな破壊衝動が生まれたのか。庶民が一揆を起こしたくなるほど、誰かが悪いことをしたのだろうか。」と書いたことがインターネット・ニュースで報道され、ブログの読者が急増したのだそうだ。
やはりそうだった。
ブログの書き方ひとつでニュース性が出る、ということである。
有権者の反応が余りにも悪いので、前述のようにブログに書いた。
しかし、今朝、いつものように朝霞台の駅で朝の挨拶をしていたら、驚くような反応があった。
妙齢のご婦人が、しっかり頑張ってください、と優しく声をかけて通る。
自民党、負けちゃだめだよ、と声をかける男性もいる。
さすがに若い男性で自民党頑張れ、と言う人はいなかったが、嫌悪感を露にする人は一人もいなかった。
日曜日のせいかもしれないが、気軽に話しかけてくれる人が多い。
今朝の各紙朝刊が参議院選挙の情勢を報道していた。
いずれも、自民党の苦戦・大敗を予想していた。
これに自民党の支持層が反応し始めたのだ。
このままでは危ない。そんな危機感が、駅頭活動を続ける私たちへの応援のメッセージに転化し始めたのだと思う。
国民のバランス感覚がこんな形で働き始めた。
確かに、年金記録問題によって生じた政府に対する不信感は、まだ解消されていない。
社会保険庁の解体が、責任者に対する責任追及を回避させるために違いない、という思い込みも強い。
だから、今回は自民党には投票したくない、と述べた主婦がいた。
が、それでは野党に投票するか、というと、そうでもない。
単に、今の自民党には投票したくない、という消極的な反応である。
熱心に説得されれば、最終的に自民党に投票してくれるような雰囲気である。
これが現在の一般の国民の正直な反応のようだ。
あの一時の破壊衝動が急速に消失し始めていることは、間違いない。
いよいよ明日、私の選挙区に街宣車が入る。
埼玉県第4選挙区の参議院選挙は、これからが本番である。ところが、スタッフの疲労感がピークに達し始めた。
今日も夜10時過ぎまで駅頭での挨拶をする予定だったが、スタッフは休ませることにし、一人で9時過ぎまで行った。
これも、なかなかいいものだ。
わざわざ握手を求めてくる人もいるし、遠くからにっこり会釈して帰途を急ぐ人の姿も見える。
やはり、あの一時の破壊衝動は、ここでも見られない。