立ち位置を変えれば違った世界が見えてくる | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

志木市主催のいろはウォーキングに参加。


2キロ、5キロ、10キロの3コースに分かれていたが、5キロコースを選択。




普段こういった行事に顔を出しても冒頭の挨拶か来賓紹介で終わりだが、今回はゴールするまで参加できた。


大勢の人から早川さんずいぶんスリムになったね、と声がかかる。胴回りが20センチも小さくなっているから、別人のように思っている人もいるようだ。急激に体重を減らしたから、どこか具合が悪いんじゃないかと心配してくれる人もいる。




単に今まで過重だった脂肪を燃焼させただけである。


今朝の体重が76キロ丁度だったから、決して痩せているわけではない。まだ5キロほど多すぎるくらいだろう。


単に肥満体の普段の私の姿を見慣れていたため、違和感がある、ということだと思う。




それにしても国会議員は肥満体が多い。最近の議員は背も高い。本会議の終了後階段を下りるときなど、壁で囲まれているような心境になることもある。


自民党の1回生議員の中にはいかにもか細い女性議員も混じっているが、総じて女性議員の体格も立派だ。何故だろうか。




自分の体重コントロールに本気で挑戦するようになって、これまで気づかなかったこんなことが、見えるようになった。


なんでもないことである。


そこになんらかの意味を見出そうとしても、何の益もないかもしれない。




しかし、ちょっとした立ち位置の変化で、違った世界が見えてくる、ということである。


同じ事実が違って見えるかもしれない、ということである。




案の定、昨日の政治倫理確立・公職選挙法特別委員会における政治資金規正法改正法案の質疑についての新聞報道は、私の感想とはかなり違っていた。




新聞記者は、民主党の修正提案の問題性について一行も言及していない。


自民党の篠田議員や平議員の紳士的な質疑を、小沢一郎氏の不動産取得をターゲットにした政略的な攻撃だったかのような報道をしている。


公明党の東議員が岡田氏の修正協議の申し入れに対し、これを公明党として拒絶したかのような記事になっている。


東議員は、単に法案の修正問題については、委員会の筆頭理事間の協議で決まることである、と答弁したに過ぎない。




新聞記者は、自分の思惑に沿うような、質疑の一部だけを抜き取り強調しているだけのようである。


固定観念、先入観に捉われず、正確に事実を報道してもらいたいものだ。