君は決して一人ではない/ブログに託すメッセージ | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

新聞やテレビを見ていると、腹が立つことばかり。




苫小牧の「ミートホープ」牛ミンチ肉偽装事件や朝鮮総連本部偽装売買事件など、信じられないような事件が次々に発覚してきている。


社会保険庁の組織ぐるみのサボタージュや緑資源機構の官製談合事件なども明るみに出てきた。


関西テレビの「あるある大事典」の捏造報道事件も、つい先日のことであった。




世の中腐りきっている、と怒りがこみ上げてくる。


徹底的な追及と、関係者の厳正な処罰を求めたい。


一連の犯罪に対して鉄槌を下さなければ、わが国には法も正義もないことになる。




しかし、どうも日本人は甘い。


たいした処分もされないまま、時間の経過と共に、一般の国民は今の怒りを忘れてしまうのだろう。


これで暴動を起こさないのだから、よっぽど日本人はお人好しか、民度が高いのだ。




政治に携わるものとして、評論家的な物言いはすべきでないと自戒しているが、今の日本は余りにもひどい。


積年の膿が一気に噴出したかのようである。


そんな中で安倍内閣の支持率が相変わらず低迷している。




スカッとした明るいニュースがない中で、漠然とした国民の不満、不信が政治家に向けられてきているような気がする。


こんな状態では参議院選挙は好転しない。


何とかしなければならない、と思うが、残念ながら未だに有効な解決策が提示できない。




ただ、一つだけ確信を持って言えることがある。


難問に逢着したときは、しばし、問題から離れることである。


問題をすっかり忘れさることである。




私自身これまで何度か困難な事態に直面したことがあったが、幸いこれを凌いでくることができた。


基本的には運が良かった、ということであるが、気の置けない友人との麻雀、下手なゴルフ、ゴルゴ・サーティーン等の漫画本などに没頭することで、気分の転換だけでなく、意識の転換さらには自分の運命の転換を図ることができたのだと思う。




安倍総理には、この難局を吹き飛ばすような、呵呵大笑を期待したい。アッハハハ、アハハハ。


能天気とか、無神経とか批判されるだろうが、ここは思い切って楽しむことだ。


私には、安倍総理のちょっとした遊び心が事態の解決に繋がるような気がしてならない。




たまには政治のことを離れて、世の中のことを考えてみたいものだ、と思っていたが、今日も政治物になってしまった。


折角私のブログを楽しみにしてくださる読者の皆さんには申し訳ない。




本当は、今日は、一人で悩んでいるだろう若者たちへの応援のメッセージを書くつもりだった。


北海道に自衛隊の視察に出張しており、パソコンに向かうことができず、携帯電話からの投稿をしたのだが、携帯電話からは十分の投稿ができず、会館に戻ってからこのブログを書いている。




最初の投稿内容も参考のために残すことにする。




多くの人が悩んでいるだろう。


リハビリでできることが、家ではできない。

何故か。


一人では残念ながら、自分を甘やかしてしまうからだ。


(ここまでは、私自身のリハビリの経験のことを書いている。)





チームのいいところは、一人では到底達成できないような成果をチームの力で上げることができるからだ。

勉強も然り。


一人で部屋に閉じ籠もり沈思黙考する時間も必要だが、他人と共に学ぶことにより、より学習効果が上がる。


(この部分は、一人で生活し、おそらく孤独な環境での勉強を余儀なくされている息子へのメッセージである。)




今、世の中は集団化から個人化、共同化から孤立化への道を歩み始めているが、私は誤っていると思う。

人は決して一人では生きていけない。

父親や母親の存在があってはじめて自分がある。


着る物も食べる物もすべて他人に依存している。


(この部分は、人は社会的存在であり、共生の自覚を持つことが重要という、私自身の気付きを独白している。)




そんな簡単な事実を忘れ、独りよがりになった結果が、自己中心の社会を生み、自分だけ良ければいい、とか刹那的な享楽を追い求めることになるのだと思う。


(実は、この部分を丁寧に書きたかったが、携帯電話からの投稿では十分推敲できなかった。)



君は決して一人ではない。


そのことを噛みしめて知っておくことだ。


(明らかに論理の飛躍があるが、わが息子を含め、一般の若者に対する応援のメッセージを書こうとした。)




自衛隊の部隊視察で北海道に来ているが、国の防衛のために献身努力している隊員の姿を目の当たりにして、そんなことを考えた。


(以上)




その時々の思いをなるべく正直に書き残しておくことで、政治に対するものの見方が変わってくるかもしれない。


政治と格闘している若い政治家の実像が、一般の国民に伝わるときがやがて来るかもしれない。


そんな思いで、このブログを書き続けている。