ままならない政治家の一日 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

弁護士の時代には想像もしなかった日常が続いている。




なにしろ、自分のスケジュールがままならない。




長年関わった訴訟事件が一段落したので、月曜日にお世話になった弁護団の若い弁護士の慰労とお礼の会を開く予定だったのが、月曜日のほぼ同時刻に法務委員会の理事会を開催することになった。




公務優先であるから、慰労会の開催時刻の変更をお願いしなければならない。




昨日も、6時30分から自民党中川秀直幹事長を囲んでの懇談会の予定だったが、同じ時刻に自民党新座支部の役員会が地元で開催されることになり、結局地元と永田町を往復することになった。




時間を守るのは当然の礼儀である。自分が招待しておきながら、主催者が遅刻するなど言語道断である。




急に予定をキャンセルしたり、大事な会合に遅れ、あるいは中座するなどということは、これまで仕事人間を自認してきた私にはなかったことである。




今日は、正午過ぎから安倍総理と昼食をとりながらの懇談会だったが、12時40分から法務委員会の理事会、12時50分から法務委員会の開催と決まったので、官邸を12時30分に退出しなければならなかった。




実質的な審議ができないまま、空転を続けている法務委員会より総理との懇談のほうがはるかに意義があり、政治的にも重要であるが、法務委員会の理事としては止むを得ない。




最近総理と親しく話をする時間がなくなっていたので、折角の懇談の機会を逸したのは、残念である。


自分の思い通りにならないのが、政治であることを痛感する。