何度か
歩行器使っていたのに転んだ。

さいしょは、
砂漠を歩いている時だったので、
想定外の使い方だったと思う。

犬を連れ
整備されていない河原をあるき、
砂に車輪を取られ、
それでも前方に進もうと強く押したら、
しゃりんがさらにすなにめり込み、
そこを支点につんのめるようにうにたおれ、
私はどうすることもできずに、みちづれ。
私の悲鳴を聞いて、
釣りをしていたぐーすけが
すっ飛んで助けにきてくれ、
たちあがれた。

次は、
集中メールボックスに
郵便物を取りに行った帰り、
家の目の前で、
歩道に上がろうとして
歩行器が2~3センチほどの段差に
乗り上げられず、
前輪を持ち上げようとしたら
そのまま左に傾き、
ありがたい機能のはずの
2つ折になる機構が作動。
ぺしゃんこに2つ折になった
歩行器諸共たおれた。
アスファルトの上で転んだのは
もちろんいたかったけれど、
炎天下のアスファルトが熱くて
サンダルが脱げた足で
ふんばることができない。
そして、人っ子ひとり通らないので、
助けてもらう事が出来ない。

意を決して
熱いアスファルトの上を
素足で踏ん張り、
ヨレヨレと起き上がってきたく。

その時の外気温45℃。

アスファルトは
目玉焼きが作れるいっぽ手前!

足やけどするかと思った。