月曜の夜ベティーが旅立った。

 

子供がいない私にとって

やる気のもとになってくれた子だった。

 

先週月曜あたりからなんか変、

と思って様子を

見ているうち、

あっという間に

いつものごはんが食べられなくなり、

ガチガチに食いしばった歯を、

無理に押し広げて

食べられるものを押し込んだり

鶏肉を目の前で動かしてみたり。

薬も口の奥の方に入れて、

舌でもぞもぞする前に

美味しいおやつを飲み込ませてみたり。

 

苦しくても、

人のゆびは噛まない。

でも、私にできることには限りがある。

車椅子から落ちそうになるので

顔を背けられたりしたら終わりだし、

力もあまり出ない。

 

 

思い通りにならず、

悔しい。

 

 

水は口に近づければ飲むし、

ちょっと油断して

私の泌尿器科での予約を

優先させたら、

夕食後、

足がおぼつかなくなり、

らしくない叫び声を2度上げ、

水の用意と移動でもたつく私をしり目に

一人で逝ってしまった。

 

べティーは

1週間ほど眠れていなかったので、

やっと眠れる。

 

どうか安らかに眠って!

 

うちに来てくれて、

アーチーの面倒もギリギリまで

見てくれてありがとう。

 

亡骸は今朝、獣医へ。

 

色々手配してくれて

アーチーと私に配慮もしてくれた

ぐーすけに感謝。

 

おかげで元気です。

悲しいけど。

こんなに、

病気のことを悔やんだことはなかった。