2SK303L-V3

 入力カップリングコンデンサは 0.01uF でも大丈夫のようですが、いつも 0.1uF 使ってます。直列の入力抵抗は、発振止め/RF侵入阻止の「おまじない」みたいに思ってましたが、Cgs = 5pF(カタログ値)で真面目に LPF を組もうとすると 100kΩ でも f < 318kHz なので、結局おまじないですかね。(送信管の寄生発振防止を思い出します:笑)

 Rs に抱かせるパスコンは 10uF 以下にすると ローカットが出てくるようです。Rd にパスコンを抱かせると逆に ハイカットができます。裸でハイ上がりに感じる場合やジャリジャリ言うピックアップの場合には 0.01~0.02uF とか付けて様子を見てます。

 出力カップリングコンデンサは 10uFにしてます。ミキサーの入力インピーダンスはだいたい 10kΩなので、出力VRは 3~5kΩくらいが良いのかもしれません。それでもシールドケーブル(100~200pF/m)は数m以内の方がハイ落ちの心配が無くて良いでしょう。

 

NJM2732D / NJM2734D / NJM2737D