エジプトで日本語を真剣に学ぶ学生を見て、日本に帰ったら日本語教師になろうと決めた。帰国後、すぐに通信を受講。1年コースをさっさと3か月で終わらせその年の日本語教育能力検定試験に合格。翌月には東京にある日本語学校で教え始めた。
初日はめちゃくちゃ緊張して教案を何回も練習したっけな。授業中も水ばっか飲んできょろきょろしてたと思う。そのころはわたしには教えることへの情熱があり、メラメラと燃えていた。しかしその炎が絶えるにそう時間は要らなかった。
教え始めてから気づいたこと。それは、日本の日本語学校に来る外国人の大半は日本語の勉強が目的できたのではないということ。ビザを取得し働き母国にお金を送る。これはだいたいネパール、ベトナム、ミャンマーあたり。それから、半分ぐらいの中国韓国留学生は欧米に行けなかったちょっと成績が悪かった、あるいは、親が手に負えずとりあえず外国(日本)に追い出したか。だから、まじめに勉強してくれるのはほんの一部のアジアの学生と欧米系の学生(欧米系は本当に日本に興味がある人が大半、とくにアニメ)。
教室内では、寝てる、宿題しない、休み時間に友達の宿題写す(しかもいっしょに間違えてる)、話聞かない、ペア練習をしない、教科書忘れる、休み続ける、終いには来なくなり不法滞在、スナックで働き、路上ケンカして、精神おかしくなって警察沙汰あたりまえ。
なのに授業準備は長いのにお金は発生しないから、時給換算したら500円とか?もうやってられないよ。
でも、いまは彼らを責める権利はわたしにはもはやない。わたしはネパールにいるために学生ビザを取り一回も授業に出なかったのだから・・・。いまなら彼らの気持ちがわかります・・・難しい問題ですね・・・