みをつくし料理帖からとにかく高田さんの小説が好きですべて読んでいます。
新しいシリーズの始まりにわくわくしていますが3巻目まで来ました。
何巻まで行くのでしょう。

着物好きな私には呉服商が舞台ということもとても嬉しいです。

女衆として呉服商に入った幸だが、聡いところを認められ四代目の後添えとなったものの、旦那さんが亡くなってしまった前回。

弟の後添えになるのはよくある話だそうですが、弟の惣次が五代目を継ぐことになり、幸と夫婦になる。
商いの知恵を貸してくれと言われ、順調にスタートしたようにも見えたが。
幸は自分の思いつきを旦那さんに話し、旦那さんが自分で考えたように振る舞うも決してでしゃばらない。
幸の考えることはおもしろく突拍子もないことのように思えるのだが、現代から見ると、例えば本に宣伝のため店の名前を載せるとか、当たり前のことだけど、皆の様子を見るととても新鮮です。
物語として幸が主人公でるあるものの、とにかく旦那さんの陰になり支えようと奮闘する幸がこれでは物足りないのではと心配でした。
読んでいても物足りない・・
でもやはり男として、特に仕事に関してあまりによく気がつく女房には嫉妬しますよね。
商いを大きく大きくしようとすることばかりに熱心で、人の情というものを鑑みない惣次。

それでも旦那さんを差し置いて前に出るわけにはいかないだろうしと思っていたらやはり思いがけない展開に。
次巻が楽しみです。
幸が思う存分商才を発揮出来ますように。



6年前76歳のときに書かれた本なので今は82歳でしょうか。
人生後半になると、最近は終活といつ言葉にもあるように終わり方を考えるひとも多いと思います。
自分で設計したままに終えたらそれはそれは幸せなのではないでしょうか。
そんなうまく行かないものでしょうけれど。

主に家族へ宛てた遺書のような言葉が並びますが、決して暗いものではなく、感謝の言葉とともにくすっと笑えてしまう内容です。
こうして文章に、遺しておいたらいいですね。
ご主人やお子様たちも嬉しいでしょう。

2歳から女優だというだけあって、有名人とのエピソードもたくさん。
あちらへたくさん逝っているから死は全然怖くないわ。って。