残念ながら2022年8月末で廃業されました。いかにも京都、なロケーションにある、それはそれはステキな銭湯でした!
京都で仕事があった日は京極湯であったまった後、脱衣所で缶ビール飲み、ほろ酔いで西陣京極を後にする。今思えば贅沢な習慣でしたー
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金土日はあひるがおります
(笑)( ´∀` )
西陣京極の京極湯さんは外観がアナーキー!!
かつて原宿にあった(今でもあるか?)デザインフェスタギャラリーのような外壁。
ブロック塀はペンキかな?でアートにペイントされ、、玄関先にはチカチカ光る青色イルミネーション。
※余談だが、ここのイルミ前でよく蚊に刺されたなあ。
京極湯さん前にいらっしゃる蚊は、まー痒いのなんの。
あ、蚊取り線香を焚いてくれてるから、通り過ぎるだけなら大丈夫。
しかーし。それは外観・浴室内は新しいがもともとの建物は純粋な京都型建築だ。
トイレの位置を知ったときは感動した。
男湯は脱衣所から行けるが、女湯からはいったん外に出て角を曲がって、
シャッターの脇からおうちに入って、カーテンの中に潜んでいるトイレへ。
機能的になっているけど、昔ながらの建物だなーとしみじみ。
以前使われていたと思われる、木のロッカーや薪ストックが見えた。
京都市上京区土屋町通一条下ル東西俵屋町666
営業時間:15:00-23:30 定休日:月曜
受付 逆番台形式
時々、ねこのお客様が来るそうな。
浴室
それぞれ独立したブース形式で、スチームサウナ、うたせ湯。
奥に薬湯、電気風呂、
壁沿いに、深湯、浅湯、脱衣所側に一人用サイズの水風呂
水吐きライオンは赤い口紅とアイラインを引いたメイク顔。
なんで???
男湯もライオンも同じようにメイクしているらしい。
誰がやったの?
まさか、あの柔和で真面目なご主人が?
いやいや。違うだろ。外壁といい、デザイン看板といい、
何かのプロジェクトでクリエーターさんが入ったのかな。
脱衣所
カーブのついた流し、鉄のかたまりのような体重計
時代劇のポスターの数々。
ドライヤー20円 おかま
マッサーは新旧2種類あり、20円と50円は番台で払う。
読み物も多数置いてくれている。
旅先銭湯など銭湯関連の書籍や、平積みの女性週刊誌をめくりながら、缶の発泡酒
いつもほがらかな親父さんと女将さん、くるくると短サイクルで交代するから、
毎回、お二人ともにお会いできる。
喫煙所 入口に灰皿設置
なると的評価
あひる風呂になる金土日以外も、アヒルが浴室にきれいに並んでいたり、
子供用にお風呂であそべるおもちゃが用意されてる。
中身も外身も充実した、京都を代表する京都っぽい銭湯さん。
※掲載画像は2019年~2021年にためてたもので撮影時期バラバラです。