【銭湯】箕面市 百楽湯(廃業) | なるとの銭湯ブログ

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銭湯、健康ランド、温泉のキロク
浴室や内部の画像はお店のかたの許可を取ってから撮影しています

2013年10月追記:
フロ人さんから情報提供いただきました。
2013年夏頃、ひっそり廃業されたよう・・・嗚呼。


感動度MAX!
普通は訪れる機会もない大阪郊外にたたずむ、美術品のような銭湯

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場所
大阪府箕面市牧落1-13-5

阪急電鉄箕面線 牧落駅 徒歩3分

あたりは高級住宅地。
てか、家以外何も無い立地。コンビニすら無い。
イルミネーションでライトアップされた家とか、
サンタフェ建築のようなデザイン一軒家がズラリと並んでいる静かな道をてくてく。

わくわく!

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こんな下足箱と傘たてを見せられたら・・・・
そりゃ、入る前から目がハートになる。

営業時間 16:00くらい~21:00くらい 定休日 不定休(ほぼ休まないみたい)

受付 番台形式
大阪銭湯は番台が主流?
今まで訪れた大阪銭湯はほぼ番台だ。

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浴室
入口付近にかぶり湯
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浴室中央に浅・深一体型の御影石浴槽
女湯と、
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こちらが男湯
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JETや床バブルの類は一切無く、
貸切状態の浴室内は、自分がたてる音、桶やお湯の音以外は無音状態。
時々湯口から自動でお湯が流れてくる仕掛けがあった。

酒に酔った子供が「エチケットを守りましょう」と言っている看板w
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右上矢印
店名だけが見事に剥がれてて、広告の意味全くなし(笑)

立ちシャワーなし、桶は赤色の無地
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脱衣所
ドライヤーなし、ドリンクなし
銀紙のようなモノが貼られた木製ロッカー
マッサー機は故障中

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内装や調度品はほぼ当時のまま残されているが、お客が減ってきた最近、
骨董クラスの扇風機やのれんの一部は欲しい人にあげてしまったそうだ。
男湯側に残る扇風機は約80年前製のものだが、まだまだ現役稼動中。
ただし音がスゴクうるさいそうw

なるとの銭湯ブログ 重厚なたたずまいのオールド体重計

名前がわからない程昔の東宝女優カレンダーがポスターのように貼られた壁はかなり賑やか。

浴室への入口はアーチ型に抜かれた壁。
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微妙なニュアンスカラーのタイル達が数種類組み合わされ、
まるで美術品を見るような美しさ。

喫煙所 なし

なると的評価 
万博の年に経営を引き継いで以来40年間この地でお湯を沸かし続けてきた。
もう辞めようか、いつ辞めようかと思いつつ、常連さんからの「辞めないで」の声に応えている。
sento-mania should visit 百楽湯!