いよいよ今週復帰戦。
怪我して長期休んで復帰、てのがもう何回目になるのか数えてみたら、
・下あご骨折
・鎖骨骨折
・右ひじ骨折
・左膝靭帯損傷
・眼下低骨折
からの今回７回目という事に気づきました（笑）
いやー、まあしかしポキポキよう折れとるな。
虚弱でもないんだけど。
こんだけ欠場→復帰を続けていると、プロレス嫌になりそうなもんだけど逆にどんどん楽しくなってくるし、好きになる。
「なんで？」って聞かれても、なんでかわかんない。
コレばっかりは『カレーが好き』みたいなもんで理屈じゃなくて完全なる感覚。
毎回復帰には思い入れのある選手が相手になることが多いですが、今回はウルトラソーキが相手。
あいつはほんと、ただのプロレス少年、好きで好きで仕方ない純粋なるファン、でした。
だけど「好き」と「向いてる」という適正ははっきり言って別。
好きなだけじゃ絶対ダメな厳しい世界だと、僕は思ってます。
そういう意味ではあいつは最初向いてなかった。
まずマット運動が全然出来ない。前回りすら。
スクワットしても、腕立て伏せしてもすぐに潰れてた。
プロレスラーを目指すなら、入る前にまずはそこから出来ておけよ、と。
「時代が違う」
たしかにそうかも知れません。でその中でも、変わっちゃいけない、変わらない物ってあるはず。「良い物は古くならない」みたいな、ね。
僕はそれを押し通しました。
コレくらいの事が出来ないでプロレスラーになんてなれる訳が無い。
リンゴの皮も剥いた事無いのに板前になれるか、っちゅうハナシです。
板前になりたいんだったらまず自分の飯を家で自分で作ってみろと。
本当に相当厳しくしました。
おそらく当時僕に対しては恐怖心を持っていたと思います。
だからこそあいつは必死になって、課題を乗り越えた。
「好き」の気持ちとカラダが合致した訳です。
それから成長は他の若手に比べて緩やかではあったし、試合のたびにビビってたし、大きなカラダを持て余してもいたけど、今はイチ「琉球ドラゴンプロレスのプロレスラー」に成長しました。
それは皆さん見ての通りです。
だけどももうすこし何かが足りない。
あいつが気づいてるか、お客さんが気づいてるかはわからないけど、今度の僕の復帰戦ではそれを埋めてやろうと思います。
純粋に、試合すんのも楽しみだしね。
僕のコレからの役目はそういう「伝えて行く事」なのかなあと感じています。
とはいえ、上から目線でばっかりいると足元掬われかねない。
イチ若手、ではなくて、目の前に立ちはだかる敵として、真っ向勝負してやります。
・・・僕の「琉球ドラゴンプロレス」に於いての存在価値、意義。
もっといえばプロレスラー・グルクンマスクとして、必要とされているのかどうか。
そのあたりもわかる様な気がしてます。
今は今しかない。
「琉球ドラゴンクエスト２０１７」
ネーブルカデナアリーナ
2017/06/04(日)
13:00開場 14:00試合開始
席種価格
※()内は販売区分・当日料金
ＳＳ席（一般）5,000円( 5,500円 ）※売り切れ
指定席（一般）4,000円( 4,500円 ）
自由席（一般）3,000円( 3,500円 ）
自由席（高校生）2,000円( 2,500円 ）
自由席（中学生）1,000円( 1,500円 ）
自由席（小学生）500円( 1,000円 ）
自由席（シニア、障がい者）2,000円( 2,500円 ）
〈メインイベント 行くぞ琉球！シングルマッチ60分一本勝負〉
美ら海セイバー vs 青木篤志（全日本プロレス）
〈セミファイナル グルクンマスク復帰戦 シングルマッチ30分一本勝負〉
グルクンマスク vs ウルトラソーキ
〜休憩〜
〈第三試合 蒼琉再会！シングルマッチ30分一本勝負〉
首里ジョー vs レッカ（DNA）
〈第二試合 歡迎回來（ふぁん いん ふぇい らい）！タッグマッチ20分一本勝負〉
ハイビスカスみぃ、ティーダヒートvs 闘魚、ポークたま子
〈第一試合 DRAGON VS DDT NEW ATTITUDE シングルマッチ20分１本勝負〉
ヒージャー・キッドマン vs 下村大樹（DNA）