初代琉王、ビリーケンキッド、これからの琉球ドラゴン | グルクンマスクのブログ「琉球ドラゴンロード」

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沖縄在住、プロレスラー、琉球ドラゴンプロレスリング代表グルクンマスクの呟きと半分以上告知です。
ネーブルカデナ3Fカデナアリーナでの大会を基軸に、県内各所、イベント試合、テレビ、ラジオでもいろいろやってます!





ベルト獲りました!


チャンピオンベルトの価値を高めるには、凄い人と凄い試合をして、勝つ事。
そう考えると僕の中ではビリーケンキッドしか思い浮かびませんでした。
お客さんは、腑に落ちなかったかもしれませんが、そこは凄い試合をすればクリアできるんじゃないかと。
凄い試合が出来る、と確信出来る相手というのが残念ながらウチの中にはまだいなくて、僕としてはビリーケンキッド、そして、HUB。この二人なんです。

凄い試合、というのは簡単に言えば「ここまでやるか」という試合。
下手すれば再起不能になるんじゃないかと思える試合。
だから、今回は試合前本当に怖かったし、最悪を覚悟しました。
そこまでしないと、いままで「プロレス?」って嘲笑してた人に、沖縄県内に届かないと思ったから。

試合は、本当にきつかったです。
30分を越える、という試合時間自体もそうですが、なによりウチの選手に無い一発一発の重みと切れ、なにより、非情さ。
これがビリーケンキッドの怖さであり、強さ。
ウチの中でここまで非情になれる選手はいないでしょう。

だからこそ、それに勝つ事でお客さんに、沖縄に、プロレスの凄さと楽しさを伝えたかったし、伝わったと思います。
ビリーさんに初めて勝って、15年のキャリアで初めて巻いたシングルのベルト(イベントタイトルは除いて)は、本当に重かった。


すぐに伝わる物でもないし変わる事でもないと思う。
でもこの試合で、沖縄に、そしてウチの選手も何か感じてもらって、何かが伝われば、と思います。
ウチの選手の意識を上げるために、率先してカラダ張ってる部分は多分にありますので。
そこで何も感じなければ、ただの「試合の時間が来たから試合してます」ってレスラー。所詮ね。
そうじゃないから、「琉球ドラゴンプロレスリング」の「プロレスラー」って。
選手としての意識ももちろんだけど、琉球ドラゴンプロレスに関わるものとしての意識も伴って上げてもらわないと。
そう思えないんならどっか他でやっててください、て感じ。



なにはともあれ
有り難う御座いました。
お越し頂いた御客様。
来れなくても、応援して下さっていた皆さん。
声を枯らして応援してくれたセコンド。
サポートして下さったスタッフ、関係者の皆さん。
なにより
そんな重圧のかかる対戦を引き受けてくれたビリーさん。
本当に本当に
ありがとうございました!

さあ!
次の防衛戦は4月24日、旗揚げ3周年!
美ら海セイバーが名乗りを上げてくれました。
彼の奇麗なスタイルを打ち崩して泥臭い、感情むき出しの試合にしてやろうと思ってます。




とりあえず今日はカラダを休めます。。