一夜明けまして改めて、昨日は一年ぶりの音市場。
KOZA BATTLE FESTA5~我栄トーナメント決勝戦~
ご来場有り難う御座いました。
御陰様で結果は僕の優勝。
自分の主宰する団体で代表者なんだから当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、僕にとってはそれが大きなプレッシャーでした。
今回は金本浩二選手、田中稔選手を招聘しているとはいえ、ビッグネームの名前に頼らない、いわば「内容」でのマッチメーク。
メインは僕とディンゴ。
いつもの音市場とは少々毛色も違っていました。
ということは、僕とディンゴの勝負で期待値を上げないといけないし、きちんとした内容を見せないと行けない訳です。
もちろんその上で勝たないと行けない。
お客さんが納得出来る説得力。
琉球ドラゴン、そしてグルクンマスクすげえじゃんって思わせないと。
その部分で、今回は試合前凄く緊張しました。
正直、高山さん、藤波さん、ライガーさん、天龍さんを招聘してメインに出て頂く、という「事前の期待値」には、今回応えられなかったのかもしれません。
それは客席の空席が物語ってます。
でも、来てくれたお客さんには今までに一番の満足感を伝えられたんじゃないかな?と思っています。
それくらいの充実感があった。
試合前のリングアナのコール「これより我栄トーナメント、決勝戦を行います!」に対するお客さんの大歓声が、僕は本当に嬉しかった。
試合内容も満足いく物でした。
ディンゴとなら出来ると思ったし、ディンゴが出来る所も見せたかったし。
その部分では、メインを、決勝戦をきちんと締められたかなあと思っています。
今回は全試合、ほとんど観ました。
桜島なおきがすごく良くなってる!って思った事や
ファミチキング、ウケてよかったなあとか、
アントン天才!パッションさんも回を増す毎に良くなってる!イーグルめっちゃウケてる!この試合おもしろい!とか
さすがのジュニア☆スターズの存在感と威圧感!って感じた事。
トータルでも、試合内容できちんと見せられた、すごくまとまってていい物だった実感があります。
普段、僕はなるべくマニアックになりすぎず、解りやすく伝わりやすいプロレスを心がけています。
まだプロレス後進国とも言える沖縄。テレビで頻繁にプロレスに触れられる訳でもなく、生で観た事がある方も少ない。
文化として根付いているとはまだほど遠い。
だからわかりやすいプロレスで、まず「プロレスってこんな感じです」ってのを間口を広げて伝えないと行けない。それが、旗揚げしてから今までの作業だったんです。出来ないからやらない、じゃなくて、出来るけどまだその時期じゃないからやらない、って事。
で、今回は内容が問われるトーナメントを開催。
賛否両論あっても、いろんな事を実験したり試したりする必要もあった。
はっきり言って、日本の南の端っこでやってて、なかなか専門誌に載る事もない、取材も来ないからってヌルい事をやってると思われたくなかった。舐められたくなかった。だからきっちり、僕たちだけでも内容で見せられる事を証明したかった。
たまたま昨日居合わせたイーグルが言ってました。
「音市場で、ビッグネームに頼らないで、グルクンさんとディンゴの試合であれだけ沸いてるのを観て、旗揚げから携わってる者としては嬉しかった」って。
その言葉を聞いて僕も嬉しかった。
責任は果たせたかな、と思いました。
昨日は本当にいい物が作れたと思います。
改めて、そこに集いし御客様、選手、そしてスタッフ、ボランティアの皆様には心から感謝致します。
有り難う御座います。
昨日も言いましたが昨日はあくまでも「トーナメントの優勝」。
クラウドファンディングで資金を募ったチャンピオンベルトは、また別物です。
が、
トーナメント優勝者なんで第一コンテンダーの権利は主張させてもらいます。
僕が指名した選手とで、改めて王者決定戦をやらせてもらいます。
僕がずっと越えたくて越えられていない壁。
はじめて沖縄で大会を開催した時に隣に居た、同志。
ビリーケンキッドを越えない限りチャンピオンにはなれない!
なので、今回決勝を闘ったこれまた同志、ディンゴとタッグを組んで前哨戦をやります。
12/26「琉球ドラゴンナイト」メインは
◇グルクンマスク、RYUKYU-DOGディンゴ vs ビリーケンキッド、ツバサ
で、いきます!
まだまだ、やる事たくさんあるよ。
昨日がいいきっかけ。
来年に向けて、いい形で締めくくります!
とにもかくにも、本当にありがとうございました!
(写真は漢那邦洋さんからいただきました!ちょうどいいですね!)