過去記事より再投稿(百物語2019)
写真を見せて頂いたのが、4/10
私にはあの写真はこんな風に視えました。
20代、若い、もっと細身の男性。
中央に、敬礼されて立っておられました。
帽子は編み編みの丸いやつ。
↑90式とか言うらしい。
2枚目の写真からは戦場で戦う姿。
銃を構えていて、現在進行形で戦っておられます。
経緯がよくわからなかったので、
サバゲされてるから?とか思って
いくつか質問させて頂きました。
その会話の中で、某氏が
今日は札幌の、護国神社の灰色の鳥居を見かけたって
話を聞きました。
少しこの方と話をしました。
戦争が終わってる事も、戦死してる事も
理解はされてる模様。
ただ、今もその方には戦場がリアル感満載に
生きていて、じゃあこれは何なんだ!って
それを捨て去る事が出来ないらしい。
『かなり戦場が好きだった、武者震いするほどに』
うん、でももうすぐ令和だから。
いかないといけないね。。
その見えてる景色はただのイメージだから。
それから、何故か私の零戦時代の記憶を遡る作業が
始まりました。
当時の記録メモ
その後調べて、出てきたのが
沖縄戦で私はどうやら亡くなったらしい。
もうそれは既に理解済みだし、パパンはもういないし。
なのに何故かこれがとても気になった。
この方も沖縄戦で亡くなったとかなのだろうか。。
守護からは、軍歌を聞けとも言われた。
脳内にこんな景色がひろがった。
4/11の夜
ボクが急に「俺、桜がみたい」と言い出して
彦根城まで夜桜を見に行く事になった。
車の中でボクが聞き始めた曲は
この曲だった。
戦メリか……切ないなぁ………
彦根城の桜は満開でとても、とても綺麗でした。
桜を見ながら、
戦友達に、あの時代に想いを馳せた。
どうか、自分の中の戦争が終わり
心が空へ還れます様に―
敬礼