これ意外と役立つんだよね。
役立つ?
・・・・・も、モミアゲ?
で、いつ使うの?
へ、へぇ・・・。もちろんって言われても・・・。
でも、これはいらないだろう?犬用のレインコート。お前、犬飼ってないし。どこで買ってきたんだよ。
バザーで。
わざわざバザーに行くなよ。しかも、買うなよ。
でも、これも役立つんだって。
どういうふうに?
・・・・何、それ?
あごから喉を直撃の局地的な大雨の時に役立つだろ?
・・・あ、あごから喉、直撃の局地的な大雨?
うん。
じゃあ、あごから上の部分は?
こっちは晴れてるに決まってるだろ?
・・・・・そ、そうなんだ。なんだか頭がおかしくなりそうだ・・・。
じゃあ、これは?こんなのどこで買ってきたんだよ。
これは、アンティークショップ。
使い古しかよ!しかも、わざわざ買うなよ!
で、これもどうせお前なりの使い道があるんだろ?
あれ?これはひょっとしてさすがのお前もいらないって感じてるのか?え?そうなの?
しゃべれや!
で、うまい具合に使い方を教えられたし、してやったり的な顔もやめろや!
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私たちが望む人生を歩めない大きな原因の一つとして、不必要な思い込みや価値観がある。
しかし、その思い込みや価値観に気づき、浄化しようとしてもなかなか手放せないものもある。
なぜ手放せないのだろう?
それはそれを持っておくメリットがまだどこかにあると感じているから。
例えば、自分の主張や意見をなかなか言えない吉祥院さんという人がいるとする。
吉祥院さんの価値観を探っていくと、「人を不機嫌にするべきではない」というものが見つかった。
自分の意見や主張をすると「相手は気分を害する」という思い込みがあったのだ。
さらにそのルーツを探ると、いつも父の機嫌を損ねないように我慢していた母の姿が思い浮かんだ。
その価値観は、母から受け継いだものだった。
しかし、そこまでわかっても吉祥院さんはなかなかその価値観を手放せなかった。
その理由をさらに探っていくと、その価値観を手放すことは、母への裏切りになると無意識に感じていたのだった。
その価値観を握り続けることで、我慢ばかりしていた母の痛みを自分も背負って助けているという思いがどこかにあったのだった。
その価値観を握ることが、無意識に母への親孝行になっているというメリットを感じていたのである。
客観的に考えて、それが母への親孝行になるとは思えないし、その価値観を手放したところで、母への裏切りにもならない。
本当の原因に気づくと、それはいとも簡単に手放されていくことが多い。
会社の上司や親など、誰かに対する怒りも手放せないという人も多い。
その原因となる価値観はさまざまだが、手放さないことで、ずっとその人への恨みや憎しみを抱き続けたいと思っている場合もある。
簡単に手放してしまうと、もう憎むことができなくなる。憎むことで仕返ししていたのに、それができなくなる。そんなのは悔しい、ということでまだその価値観を握り続けたいと思っている。それがその価値観を握り続けるメリットになっていることもある。
それも客観的に見れば、メリットでも何でもなく単に苦しみを抱き続けるだけだということに気づく。だから、それを手放すことが容易になっていく。
なかなか手放せない思いや価値観があるとすれば、それを握り続けるメリットを探してみよう。
自分はこれをなぜ握り続けようとしているのだろう?
この価値観は本当に自分を幸せにするものなのだろうか?と。
きっとそのメリットは、花王のシャンプーの「メリット」よりも全然役に立たないことに気づけるだろう。
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おいおい、また意味不明なものが出てきたぞ。これ何なんだよ?絶対にいらないだろ?
と、思うでしょ?でも僕、毎晩お風呂上りに・・・
いや、そののれんの向こうにあるものは焼きそばじゃねーし!似てるのはチリチリさ加減だけだし。
←この下品で、くだらなさ加減が、皆さんがこのブログを読んでくださるメリットだと勝手に自負しております。
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