かわいいものが大嫌いなんです。
いえ、嫌いなんです。
じゃあ、とりあえず、それ手放しましょうか?
あ・・・
こんなもの・・・持ってたんですね。
ね、好きだったでしょう?
でも嫌いなんです。
じゃあ、とりあえず、それも手放しましょうか?
こんなところにも・・・持ってたんですね。
ね、好きだったでしょう?
でも本当に嫌いなんですよ。
わかります、わかります。手放そうとしてもしても、なかなか離れないんですよね?
そうですそうです。
じゃあ、ついでにそれも手放しましょうか?
いや、もうさすがにないでしょう・・・
あ・・・乳首が
これは・・・!
どれみっち、そぷらっち・・・
こんなところにも持ってたんですね。
ね、大好きだったでしょう?
は、はい・・・
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手放そう、手放そうとしてもなかなか手放せない感覚。
ふと気付けばいつもその感情や感覚に苦しめられていることが多い。
そんな時は、自分が実はその感覚が大好きなんだということを認めましょう。
「そんなわけはない、この感情やこの感覚は大嫌いなんだ!さっさと手放したいんだ!」
そう思うかもしれません。
でも、意識の深い深いところで、私たちはそのなかなか手放せない感覚を強く強く握り締めているのです。
実は、その感覚(バイブレーション)を使って、何度も何度も同じ体験を繰り返しています。
まるでムチでぶたれる快感が忘れられないM男のように、何度も同じ現実を創っては、
「まただ・・・」「いい加減にしてくれ」「もう嫌だ」などと同じ思いを繰り返しているのです。
では、なぜ手放せないのでしょうか?
実はなかなか手放せない感覚ほど、私たちは深いところでそれを手放すことを恐れているのです。
その慣れ親しんだ感覚は、まるで旧友のようであり、苦楽を共にした戦友のようであり、手放すのがどこか惜しい、失いたくないという思いがあるのです。
手放せばまるで自分ではなくなってしまうような、そんな恐れがどこかに潜んでいるのでしょう。
しかし、手放そう、消してしまおう、もう味わいたくない、
そういう思いでいるとなかなかその感覚は離れていきません。
まずは潔く認めましょう。
私はこの感覚が大好きなんだ・・・と。
そうすればその感覚が湧き上がるたびに何だか笑えてきます。
「ああ、またやってるよ、俺・・・好きなんだなぁコレが!」みたいな感じで、微笑ましく思えてきます。
その感覚、感情を拒絶するのではなく、大好きなんだと認めるとそれは受け入れたことになります。
受け入れたものから私たちは傷つくことはありません。
これが大好きなんだと認め、その感覚にしっかり意識を向けたり、抱きしめたりしてあげることで、
そのエネルギーは溶けてなくなっていきます。
それが浄化・統合です。
浄化とはやっかいなものを消し去ることではありません。
見たくなかったもの、避けていたもの、深く沈めてしまったものをしっかりと自分のものだということを認めて受け入れていく作業です。
しかし、これは決して辛く、苦しいものではありません。
浄化・統合された時の心地よさは、そのエネルギーの強さに比例して、ハンパねぇ!ものですから。
苦しんできた感情や感覚ほど、それはあなたをエクスタスィ~に誘ってくれることでしょう。
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そうか、私はかわいいものが実は大好きだったんですね。
そういうことです。嫌よ嫌よも好きのうちというでしょう。
確かに。
じゃあ、最後に一番かわいいものを手放しましょうか?
え、どれですか?もうさすがにないと思うんですけど・・・
それです、それ。
え、これ?
ええ。中を見てください。
見ました。
何が見えますか?
僕のイチモツですけど・・・
ほら、ものすごくちっちゃくてかわいいでしょう?
ははは・・・
バカにすんじゃねぇよ!
←いつもありがとうございます。なかなか手放したくない応援してもらっているというこの感覚。もうしばらく僕に握らせてください 笑。
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