ではブルーカレント93TZ NANO ALL-RANGEのインプレ。

このロッドは85TZ NANO ALL-RANGEのパワーアップ、ロングレングスバージョン。

85TZに最初にALL-RANGEとついて対象魚や使用ルアーが「なんでも」と有る様にライトゲームにおけるマルチパーパスロッド。

出た時にかなり話題になり、私も欲しかったロッドです。

前回に書いた様に、まずは83TZに何かあった時の備え。
さらに83TZでは投げにくいヘビーなキャロ用に。
それまでキャロはエギングロッド、カラマレッティー88MLを使ってましたが、ティップが硬い…

そのエギングロッドも一本しか持ってないので、そのスペアとしての役割も期待できる…

で83TZのスペアは83TZ NANO flexを購入したことで役割はなくなる。

ではキャロとエギング用に…
となると、85TZより性格の離れた93TZとしたわけですが…

ただその判断が裏目に出た感もあります。

まずキャロが最近はあまり使わなくなった。
そんなに飛距離を必要としないんですね…

ではエギング…そのエギングもアオリイカの回遊が激減して餌木を投げる事がめっきり…

では最初に考えてた83TZの代替としてジグヘッドはどうだろうと。

今まで使ってた3gより重い5gや10gも購入して使ってみたんですがね。

93TZのティップ
フォールを多用するキャロでは充分な柔らかさとは思いましたが、ジグ単で良型メアジの違和感を感じるには硬いんですよね…

となると93TZは要らない子になってしまう!

と別のライトゲームに使ってみました。
それはハタ。

ハタのライトゲームに使ってみようと。

まずはオフショアのライトリーフゲームに。
この日は絶不調でアタリ一つしかなく、釣れたのはカンモンハタ一匹。
でも定番の蛙スプーン使うには良かったです。
飛距離も出て、さらにティップはスプーン使うには丁度ええ感じ。
私はただ巻きにシェイキングを時折入れてさそっております。


掛けてからどうか?はフエダイを掛けて試したかったけど…

次に陸っぱり。
まずはメッキをいつもやるポイントでヤミハタ。
ラインはデカメッキ用のPE1.5号でしたが、太過ぎて飛距離が出ない。

そこで0.8号に交換。
リールはストラディックの3000XGM
スプールはヴァンキッシュのモノですが。

会社の海岸でウェーディングして釣り開始。

こっちに来た頃は散々ミノーで狙ってたハタですが、めっきり釣れなくなりご無沙汰。
私は殆どリリースしてたんですが、餌で狙う子供達に抜かれたんかな?

今日も苦戦かと思えば…
ニジハタ






ポンポンとニジハタが連発

ヤミハタも

こんな良型のニジハタも。

ここは珊瑚への根掛りが多いポイントで、スプーンをいきなり根掛りで失ってしまう…
そこで尺ヘッドの10gにシャッドタイプのワームで通しました。

JHも一度リーダー切られたので、フロロ20lbからナイロン30lbにあげる。
魚を釣るたびにリーダーがザラザラになってましたが、切られる事はなかったです。

2時間あまりでニジハタ6匹にヤミハタ1匹はあまり期待してなかっただけに嬉しかったです。

昔はもっと釣れましたが、それはいいッこナシ。

この釣りを前回やった時にはラインは同じPE0.8号でしたが、ロッドはカチコチのUC-73t
が、根に潜られてスプーン2個取られてやめた記憶が有ります。

今回の93TZは73tより柔らかいけど、その分長さがある。
ライトリーフゲームは飛距離稼げて、潜られにくいロングロッドだ!とFCLLABOの73tや79使うまで9ftのショアジグロッド使ってたので、掛けたり後どうなるか気になってましたが。

今回釣った魚にパワー負けした感じはあまりないです。

最初の突進をどう止めるか。
硬いロッドの方が自由に動かさせない文書有利とは思いますが、曲がるブルーカレントでもその曲がりからくる反発力がプレッシャー掛けてくれるのか、うまく突進をいなしたようで。

いちど止めると後は水面を割って寄せてくるパワーも有ります。

これが最後までファイトつづけるフエダイ系ならどうだったか…

ここもアミメフエダイやマトフエフキが出るポイントなんで期待しましたが、それは検証出来ず。

以前、73tで釣ったマトフエフキ。

一回目の陸っぱりライトリーフゲーム
ブルカレ93TZ NANOはかなり使えるやんと。

今後も潮位がええ時はこまめに試してみようと思いました。

次はフエフキ、メッキ系を。