久々のツーリング

インドネシアと東ティモールの国境ゲートを行ってきましたが、4つあるうちの3つまで行ったので残り一つを行ってみることに。

いつものとこで休憩

休憩して少し走ってついに10000km
結構時間掛かったな…

そしていつものケファで給油

前回ポッキリ折れたブラケット
今んとこ異常ナシ

まずは海まででる。
灰色の方のルート使います。


ウィニの国境ゲート
前回は工事中でしたが、完成したみたいですな。

お昼ご飯
前回食べたお母ちゃん食堂は閉まってた…
ゲートそばの職員が出入りする飯屋で…

ここから引き返すけど、違うルート使ってケファへ戻る。
で、途中で山の中の国境ゲートに寄り道って寸法

こうやって滑落しつつある道があちこち…

そして到着


ここは他の3箇所と違い、大掛かりな改装工事はやってない模様。

また3箇所の違ったのは、行き来する人が結構いたこと。

それが面白すぎるw

一人目はお爺さんでインドネシア側から。
パスポートとKTP(IDカード)をゲートの軍人に示して名簿にサインして終わり。そして徒歩でスタスタと。
インドネシア人はパスポートとKTPさえあれば誰でもokとか。

二人目はバイクでインドネシア側から。
迷彩服着た軍人さんらしき若者。
が、インドネシア陸軍の迷彩服は緑ベースやけど、その人は灰色ベース。
聞いたら東ティモールの軍人と。
バイクは定番のKLX150
ゲートのインドネシア陸軍の軍人さんと冗談交わして仲良さそうだった。

最後は東ティモール側から。
10代前半の若者が五名ゾロゾロと。
そこに軍人さんが声をかける。
軍人「どこ行くんや?」
若者「そこまで買い物」
軍「パスポートは?」
若「持ってない」
軍「KTPは?」
若「持ってない」
おいおい…


軍「しゃあないなあ…携帯持ってるか?あるならここに置いてけ帰りに返すから。そう全員や」

若者達はポケットからGSM携帯出して預け、そのまま歩いてミニバス乗り場へ行った。
そんなんでええの?なんか緩いなあ…
国境と聞いて予想してた緊張感がまるでないのは改装前の国境ゲートもそうだけど、それ以上でありやす。

ちなみに軍人さんと若者のやり取り。
横で聞いてた私は全部理解出来た。つまりインドネシアで話してたって事。
東ティモールはかつては公用語としてインドネシア語を教えてたが、独立後はそれはポルトガル語にテトゥン語へと変わったと聞いたが、まだまだインドネシア語が使われてるのか?

そのゆるゆるのやり取りから、人の行き来がかなり有るのも推測できるが、その為かインドネシアの影響もまだかなり大きい模様。

まあ、こういう飛地じゃインドネシアとの結びつき捨てれませんわな。

では本土側も同じなんすかね?

早く行って確認したいもんです。


山の向こうは東ティモール

後は帰るだけ。

帰り道になると、やっとこさ慣れてくるのか、面白いように開けれるようになる。
2速と3速行ったり来たりですが、レッド近くまでぶん回しました。

が、それも山を降りるまで…そこからは交通量増える上に日も暮れて、実に神経すり減るドライブ。

なんせ、整備不良でヘッドランプやテールランプ付いてない車やバイクがわんさか走ってますからね…

結構距離伸びてました。