では実践編。
まずは例としてワタクシの下手くそなキャスト連続写真を。
私は遠心力を活かすペンデュラムキャストってのを使ってます。
場所が必要ですが、飛距離を出しやすいので。
ただ、ブレを出さないキャストって点で考えると、最初はちょっと難しいかも。
まあスタート。
前に垂らしたルアーを
さらに前に振って。
今度は後ろへと竿を振りかぶっていきます。
竿が後ろに行くのと同時に、腰もひねっていき・・・
プラグは画面から消えましたが、まだ振っています。
体重は後ろ脚にかけて、腰のひねりも入ってます。
プラグを完全に後ろに振り切ってキャストスタート。
後ろにひねった腰を前に回転させていく。
ロッドはかなり曲がってますが、あることをしてさらに曲げます。
バシュッとな。
では、フォームの説明から。
まず大事なのはグリップ。
私は右投げなんで右手の人さし指と中指の間からリールシートを出して、
左手はリアエンド。
握る力はすっぽ抜けないように持つ必要はありますが、
あんまり力を込めちゃダメです。
大事なのは握りより絞り。
両方の手をそれぞれ内側に絞り込むように握ってください。
雑巾を絞り込むような形で。
これは結構大事で、やることでキャスト時のロッドの左右のブレが減るようです。
私もキャストミスすると、まずこれを強く心がけて再キャストします。
次は足。
まあ、肩幅より少し広めに構える感じですか。
で、キャスト時に体重移動、それに腰の回転を加えますが、
最初からいきなりやらない方がいいかも。
これも同調さすと飛距離が出ますが、
そうでないとブレの原因に。
で垂らし。
私はペンデュラムキャストなんで長めに、リールの辺りまで垂らしますが、
これも最初からはトラブルの素。
自分のさばききれる長さで、後ろに垂らす。
それも静止状態からのキャストスタートからが良いと思います。
で、振りぬいて行く角度ですが、
私はスリークォーターからややサイド気味。
時計で言うと2時の辺りを振りぬきます。
これはペンデュラムキャストで船の外を垂らしが通過するため。
でも、ブレを無くすにはオーバーヘッド気味の方がいいようです。
一時半から一時、十二時半の辺りですか。
グリップの絞りと同じように、私もキャストミスが続くとオーバー気味に修正します。
で、ここから大事な所。
如何に反発力と振りぬきを同調さすか。
ゆっくり投げてください。
なんだ・・・って聞こえてきそうですがw
既に書いたように、いきなり最大の力を掛けると曲りを維持できないので。
で、振っていくうちに加速、荷重を増していくのが理想。
そしてリリース時に最大荷重を!
ですが、最初は中々難しいかと。
なので最初はダブルハンドキャスティングの基本。
引き手をしっかりと。
リリース直前に、リアエンドを握る手(私は左手)を強く、手前に引き寄せる!
イメージ的はゆっくり振って曲げていったロッドを、
リリース直前に引き手を使って一気に加速させて、
曲げ幅最大にしてリリース。ってな感じ。
この基本を守るのが反発力を上手く活かし、
ブレを起こさない、
キャスティングでライントラブル起こさないキモです。
この基本が身についてから、
速度、力をさらに加え、
体重移動、腰の回転、垂らしの延長、キャスト方法の変更。
といったモノを加えて飛距離をさらに伸ばすべきかと。
では、もう一度連続写真を逆方向から。
今回は船の中を通過さすのでプラグを目で追ってます。
基本的にキャスティングではいつでもプラグを見続けた方がいいです。
事故予防のために。
プラグをここまで振りかぶることで、スリークォーターというより回転投法に近い、
振る距離を稼げます。
ここから私は一気に加速させますが、最初はゆっくりで。
ロッドかなり寝てますね。
リアエンドを引き寄せてリリース直前。
ロッドは見えませんが、曲りは一気に戻った状態かと
左手の引き寄せは終わっているので、右手を前に振りぬくだけ。
ラインの出ていく方向にロッドを一直線にし、
ライン放出を少しでもスムーズに。
てな具合です。
私なりにキャスティングトラブルで悩みぬき、
自分で解決して今の投げ方に至った経緯を書いてみました。
これが、読んだ方のトラブル減少に繋がれば嬉しいです。
で、ワタクシは明日行って参ります。
先々週に南西でまあまあのイソマグロ釣れたので、
新月の南東で自己記録もんが釣れないかと。
去年のヨコシマサワラみたいにならないかなあと、
浅はかな期待を持って頑張ってきます。
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