遅れました！

遅刻の理由。
日本では電車の遅延なんてありますね。
駅で皆さん並んでは証明書をもらうの見て、サラリーマンは大変だねと他人事のように思ったことあります。
こちらでポピュラーのは雨。
雨降ったので遅れます、または会社休みますというのがあります。

私の同僚でジャカルタ勤務の方ですが、
彼の家はジャカルタの北にあります。
こちら熱帯の雨は、最近日本でもよくあるゲリラ豪雨、あんな感じの振り方。
日本では下水道が完備され、都市部でも公園の下に遊水地なぞありますが、
こちらはせいぜい水路ぐらい。
そこに大量の雨水が流れ込み海を目指すが、あきらかにキャパオーバーであふれる・・・
というわけで同僚Kさんは雨が降ると水没する道をこえねばならず、
さらに慢性的なJKTの渋滞がひどくなりオフィスにたどり着けない。
本社の人に、どうしてKさんはいないのですか？と聞かれて答えに窮したことあります。
多分言ってもわかってもらえないだろうな…・

今いる島では洪水というのはめったにありません。
よくあるのは倒木ですね。
道路脇の並木が、豪雨で地盤が緩み、強風で倒れて道ふさぐというのがよくあります。

でもそんなに待つ必要はないです。
近隣住民が積極的に排除、場合によってはチェーンソー持ち出して解体してくれます。
田舎の人は親切・・・だけでなく臨時関所になるんですね。
通る車、バイクから通行料をもらう。
だいたい50～100円ぐらいのもんですが、風の強い日などあちこちで倒れるとこれが馬鹿にならない。
よくとおるマウメレ～ララントゥカ間でタクシーが五千円ぐらいですが、通行料が千円ぐらいかかったことあります。

さてそうやって入手したお金で何をするかというと、よくあるのが地酒で酒盛り。
前あったのが、行きは倒木、金払って通る。
帰りは片づけてくれた連中が酒盛りのあげく、ケンカして通れなくなってたことありました。

まあ田舎は何もなくて退屈ですから、こういうお祭り騒ぎでもしてないととやってられないのでしょう。
お祭り騒ぎと言えばもう一つありまして、
それが今回遅刻の原因になったというオハナシ

続く





にほんブログ村