3615作目は比較的楽しめた投稿物のシリーズを…。
『心霊パンデミック25』
2022年作品
ー感想ー
①くるまいす
ドライブレコーダーの映像で夜のは道沿いで車椅子に乗る人物が映り込みました。
そして投稿者を送り届けた時にも車椅子の人物が映り込んでいます。
ただ車椅子に乗る人がいるだけで夜とは言え怖いとまではいきませんでした。
②ボトルメール
友人と海に行った時の映像で海岸で過ごしていると途中でボトルメールを拾いました。
ペットボトルの中に手紙が入っていて中を見るとハングル文字が書いてありました。
翻訳するとすぐに彼女がやってきますと分かった瞬間に友人のそばに何者かの顔が現れます。
ネタは面白そうですが霊は人物の写真を貼り付けただけなので怖さは無かったです。
③たどる 前編
足利の山奥で撮影した映像でノイズと共に画面を覗き込む何者かが映り込んでいます。
友人が投稿者を撮影した写真には自らの首を絞めている様子が映り込んでいます。
学校の課題で映像を撮影した物で友人が気が付きますがその友人は来ませんでした。
写真の現像をお願いしてましたが光が入ってしまって台無しになり喧嘩になったそうです。
撮影場所を調べるとそこは自殺スポットを判明した時に怯えた投稿者が事務所にやってきます。
突然投稿者の友人から連絡がきて話したいことがあるからすぐに会えないかと言ってきます。
会いに行くと投稿者が撮影したフィルムを持っていて投稿者には別のフィルムを渡していたそうです。
怪現象も大したことはないし友人に偽フィルムを渡した意味も分からなかったです。
④ろくせんもん
カップルがデートしている映像で彼女が道端で袋に古銭を見つけて拾いましたが一銭と言うことで置きました。
歩いていくと橋を渡りたくないと言い出したあと飲み物を買うと言い自販機に行きました。
がむしゃらに古銭を入れていて彼女を呼び止めると顔が異形の物に変わっていました。
一瞬顔が変わる怪現象は面白いけど怖さは無かったですね。
⑤れいのこえ
趣味で音楽を作る様子の映像で画像を音に変化をさせていました。
そこに子供の様な声が聞こえた瞬間に部屋の戸の磨りガラス越しに巨大な顔が映り込んでいます。
これも貼り付けただけの霊の怪現象なので怖くは無かったですね。
⑥たどる 後編
投稿者と友人は対面して新人も含めて3人残して取材陣は現地に行き投稿映像の足取りを辿ります。
事務所の方では新人が託されたフィルムを現像に行き投稿者達2名を残しました。
両者は話をして投稿者は地元の人でも怖がる場所に入ってしまった様です。
更に突然投稿者が苦しみ出し電話がかかってきて見つけてとだけ着信がありました。
スタッフは現地にいた取材陣にその旨を連絡して現地にロープを見つけました。
後日投稿者が元気になって友人とは仲違いしますがそれ以外は解決したようでした。
現像した写真は首吊り死体の写真が写っていました。
もう少し謎を明らかにしてもらわないと見ててモヤモヤしますね。
投稿映像的には面白いのですが怪現象自体は地味な物で怖くないですね。
映像作りや構成はいいし取材のネタも面白いのでその辺だけ残念でした。
だから投稿物の初心者にはお話的に十分楽しめると思います。
ただ長編だけ謎がほぼ解明されてないので残念でしたね。
そんな感じで過度な恐怖感を期待しなければ十分楽しめると思いますので興味のある人は見てみてください。