ベネシアフレニア | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

3562作目は映画としては見応えの低い作品を…。


『ベネシアフレニア』


2021年スペイン作品。   


スペイン映画界を代表するスタッフらが集結した超一級エクストリーム・エンタテインメイト


ーあらすじー  


結婚を間近に控えたスペイン人イサと友人たちは、独身最後に羽目を外そうと、カーニバルで


賑わうイタリア・ヴェネツィアを訪れる。しかし、到着した彼女たちを待ち受けていたのは


「観光客は帰れ」とプラカードを掲げた大勢の人々。近年ヴェネツィアでは、観光客の環境悪化が


社会問題になっていたのだ。それでも気を取り直して観光を楽しもうとするイサたちが乗り込んだ  


ボートに、突然カーニバルの衣装を着た奇妙な道化師が同乗してくる。彼女たちはその不気味な


雰囲気さえも楽しもうとするのだが、道化師は観光客を次々と殺害する狂気の殺人鬼だった浮かれた


イサの仲間たちは、殺人鬼の標的となり一人また一人と姿を消してゆく…。



ー感想ー


日本でも他人事では無いオーバーツーリズムネタのお話ですが自業自得な内容でした。


お話は5人中2人が殺され2人が拉致されてしまい最終的には主人公1人になりました。


警察に訴えても妄想と相手にされませんが実際仲間の死体が上がって信じてもらいました。


敵の正体はヴェネツィア愛に溢れる秘密組織で観光客は疫病と同様と言う思想です。


リーダーは精神科医で妻はホテルのフロントで殺人鬼はリーダーの双子の弟でした。


リーダーの息子はオーバーツーリズムの抗議活動の事故で死んでいました。


きっかけであるパーティー会場を突き止めそこに行きますが殺人鬼が待ち構えていました


目の前で友人が殺され同行していた船乗りも撃退されて主人公は警察に通報します。


恋人も駆けつけますが怖気付いて何も出来ない中で主人公は立ち向かいます。


そして警察が駆けつけ殺人鬼を射殺して組織のアジトも分かりそこに向かいます。


組織側は世の中に恐怖を植え付ける為にフランスとイタリアのサミットに向けて声明を発表します。


観光客を処刑する物でその後警察が突入するがリーダー夫妻はすでに自殺していました。


主人公は恋人と別れますがアジトに突入して弟と友人を救い出した所でエンドです。


突っ込みどころですがそんなに大々的に抗議活動してたら観光どころじゃ無いでしょう。


大衆の中での殺人がバレるのも考えにくいですね。


しかも主人公達がクソすぎて悲惨な目に遭っても自業自得だと思います。


弟の写真嫌いで謎が混迷していくなど妙な行動ありきで話が進んでいくので見てて面白みが無いです。


ある意味登場人物が馬鹿じゃ無いと成り立たない系統ですかね。


こんな作りじゃ今時のネタであっても映画好きにはお勧め出来ないです。


極端に描いた方が分かりやすくていいですがそこまで描かなくても理解できると思います。


日本でもオーバーツーリズムが社会問題化して日々ニュースになってますし。


そんな感じでネタを活かせてない様に見える作品なので自分からはお勧めしません。