3485作目は
『アナザー・ワールド 異次元の怪物』
2020年ロシア作品。
記憶を奪う怪物に少年たちが挑む冒険ダークファンタジー。
-あらすじ-
生まれたばかりのヴァーリャの面倒を見るためにベビーシッターのタチアナを雇ったアレクセイ一家。
息子のイゴールはタチアナの不穏な雰囲気に怪しいものを感じるが、父も母もイゴールを相手にしない。
そんなある日、ヴァーリャとベビーシッターのタチアナが姿を消す。
イゴールはヴァーリャが姿を消したことを両親に訴えるが、なぜか両親はヴァーリャの存在を忘れていて、
話が通じない。 イゴールは友人たちとヴァーリャを探しに出るのだが…
-感想-
ロシア作品で更にティーンズホラーとなるとやはり恐さもなく子供騙し的な作品でした。
お話は主人公、ヒロイン、いじめっ子の3人は森の小屋の中で怪しい男を見つけ感電させて縛り上げます。
話を聞くとやはり怪物に娘を攫われたようで何とか覚えていましたが後半になると忘れてしまいました。
そのあと怪しい発電所の中の焼却炉に入るとそこが別世界でその男の娘を発見しました。
話を聞く物の男自身が襲われたためにそのまま娘自体も姿を消してしまいそのまま戻って来ました。
救うには両親に記憶を戻してもらうしか無いと義母と話をしますが完全に操られた父親に襲われます。
義母がドリルで攻撃して助け出し他の2人も周囲がおかしいままだと再び発電所に戻りました。
内部にガソリンをまくと男の前に死んだ妻がそして主人公の前には死んだ母親が現れます。
他の子を生贄にすれば助かると話をされますが主人公は申し出を拒否します。
すると毛玉のような怪物に姿を変えたところで火をつけて燃やし妻の姿も消えていきました。
ラストは主人公達4人は仲良くなりますが再びランタンの火と共に娘が現れたところでエンドです。
いい意味でも悪い意味でもロシア映画って感じでCGなどビジュアルはいいけど恐さはありませんでした。
まあティーンズホラーなのでそもそも恐さなど求めては行けないとは思いますが。
怪物は毛糸の怪物と言う感じで変形したり幻覚を見せたりしますがそれ以上は特にありません。
子供たちの青春物とみればいいんだろうけど全体的には物足らない作品でしたね。
お話もロシアの怪物に馴染みは無いけど内容的にはちゃんとして悪くは無かったですね。
ホラーは見たいけど過度な物は苦手な人や暇つぶしをしたい人にはいいかもしれませんね。
そんな感じでロシア映画やその内容に興味がある人は過度な恐怖感を期待せずに見てみてください。