3331作目は想像よりは楽しめたアミティヴィル物を・・・。
『アミティヴィル 呪われた家』
2016年アメリカ作品。
ニューヨーク州アミティヴィルに実在するという呪われた屋敷を舞台にしたホラー。
-あらすじ-
ある家族が引っ越して来た古い一軒家で不可思議な出来事が頻発する。家について調べ始めた
娘のヘイリーは、やがて過去に起こった恐ろしい事件にたどり着き…。
-感想-
いつものアミティヴィル物ですが他の物に比べたら独特で楽しめた気がします。
お話は実は70年代にこの屋敷に住んでいた住人は家族ぐるみで黒魔術をしていました。
そこで地獄の門が開き定期的に住む人を生贄にしないと周囲の住民へ被害が出るようです。
警察もグルで主人公は不動産屋に忍び込んだところで真実を知り家族で逃げようとします。
死体の隠し場所に行くとそこにいじめっ子達が待ち構えていて襲いかかってきます。
主人公によくしてくれた男友達を殺している連中でしたが主人公に返り討ちに遭います。
家族は叔母さんが悪霊に取り憑かれ弟夫婦を殺して駆けつけた主人公にも襲いかかってきます。
主人公は殺された占い師から取った魔除けの水晶をボウガンで発射して悪霊を撃退します。
そのまま主人公はその場を後にして不動産屋は別人にこの物件を売るところでエンドです。
黒魔術をしたせいで地獄の門が開き屋敷自体が呪われるってネタは馴染みは無いですね。
アミティヴィル物にしては何か違う感じがしたのでアミティヴィルにこだわらなくても良かったです。
登場人物だと主人公がなかなか面白みのあるキャラクターでそれだけでも見て良かったですね。
125ccバイクに乗りボウガンで武装していじめっ子や悪魔憑きを撃退するなど活躍します。
その他も熟女がセクシー担当だったり全体的にキャラクターが立っているので見やすかったですね。
幽霊屋敷だけじゃ無く周囲の人たちもグルだったってネタだけで自分的には評価できました。
スプラッターシーンは若干ショボ目でCGもクオリティ低めでその辺は低予算丸出しでした。
あと突っ込み所も目立ち悪霊がわざわざドアを閉めてからのシャイニングしていましたね。
あと両親が取り憑かれたのに次のシーンでは素に戻っているあたりは雑な気がしました。
自分的には楽しめたとは思いますが雑な部分も目立つので評価は大きく分かれそうです。
そんな感じで内容やネタに興味がある人は過度な期待をせずに見てみてください。