バイドーン 真夜中の来訪者 | ホラーと共に・・・・

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いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

3077作目はネタ的にありきたりだった作品を・・・。

 

『バイドーン 真夜中の来訪者』

 

2018年アメリカ作品。

 

戦争の後遺症に悩まされ苦しむ元海兵隊員とその家族、そして迫り来る異星人の恐怖を、

 

ほぼ全編家の中だけで描くソリッド・シチュエーション・スリラー。

 

 

-あらすじ-

 

世界各地の上空に謎の黒雲が出現。まもなくそれは異星人の宇宙船ということが判明する。

 

そんな中、黒雲の近くで家族と暮らす元米海兵隊のケネスは、イラクでの壮絶な体験から

 

後遺症に苦しまされていたが、家族を守るために銃を手にする。

 

 

-感想-

 

兵士の苦悩と言ったら大体PTSDでこの作品も例に漏れずPTSDネタで面白みに欠けました。

 

お話は実はすべてがPTSDと解離性同一障害を併発している主人公の幻覚でした。

 

投薬を忘れてしまったのが原因で結婚すらしておらず妻と娘の彼氏は同じ入院患者でした。

 

医師達が話し合いしている時に幻覚と同じような黒い雲が現れたところでエンドです。

 

最近よくあるPTSDネタで取って付けたようなオチも余計さしか無く見応えが低かったです。

 

話の流れがずいぶん雑に感じましたが幻覚だったと考えると妙に納得が出来てしまいました。

 

まあ実際はアイディアに見合うような力量が制作者に足りなかっただけだったのでしょう。

 

特にあっさり妻が子供たちを殺すところなど粘らずにケリをつけてしまうところでしょうかね。

 

あとは家族の様子の描く日常のシーンが致命的に面白みに欠けキャラクター性も犠牲になりました。

 

黒い雲の襲撃もジワジワしすぎていて迫り来る絶望感に欠けてしまいました。

 

全体的に面白みに欠けたので80分ちょっとの時間が結構長く感じてしまいました。

 

その冗長さに盛り上がりにも欠けるのでかなり眠気に襲われてしまいました。

 

そんな感じで地味に長所も無く面白みに欠け退屈な作品なので自分からはお勧めしません。