2664作目はかなり面白かった古い映画シリーズの1作目を・・・。
『トレマーズ』
1990年アメリカ作品。
カルト的人気を誇るモンスターパニックアクションシリーズ第1弾。
-あらすじ-
ネバダ州の小さな町“理想郷”で便利屋をしているヴァルとアールはある日、地震学を研究している
ロンダ・ル・ベックという大学院生と出会い、数日前から異常な地中の震動が記録されていることを
知らされる。そしてその日から、町の人々が次々と不審な死を遂げるという事件が起きる。やがて
ヴァルたちは、その原因が巨大な地底生物の仕業であることを知るが、その頃町は、電話が不通と
なり、道路も寸断されるなど、すっかり陸の孤島と化してしまった。その地底生物に襲われたヴァルと
アールは、それを退治するが、ロンダからまだ3匹いると教えられる。町の人々は、このままでは
襲われるのが時間の問題であると判断し、怪物たちに立ち向かってゆく決心をする。力を合わせて
町の人々は、1匹、1匹と苦心の末、怪物たちを退治してゆく。そして最後の1匹をヴァルの機転で倒し、
ようやく町には平和がよみがえった。そしてヴァルはロンダとの愛を成就させるのだった。
-感想-
名作シリーズの1作目だけあって今見ても十分楽しめる作品でした。
メインの怪物のグラボイスですが巨大ミミズ?という感じで音のみで獲物を察知します。
その要素のおかげで襲われる時に止まってやり過ごすというシーンにつながっています。
怪物は4匹出てきており1匹目はコンクリートに衝突、2匹目はガンマニア夫婦に殺されます。
3匹目は手製爆弾で爆死させ4匹目は崖っぷちで爆弾を爆破させ驚かせてその崖下に落とします。
脱出方法からアイディア満載でそこそこ人が生き残るので悲壮感はありません。
怪物が間抜けなのもありますが登場人物のやりとりが軽めなおかげでもありますが。
もちろんそんなに予算がかかっていないのでチープなのでしょうがそれを感じさせないクオリティです。
低予算を理由にチープな映画しか作れない制作者に見ていただきたいと思いました。
怪物とのサバイバルで緊張感もあるのでモンスター物としてはかなり出来がいいと思います。
主演はケビン・ベーコンですがこのときは若かったですがいい役者ですね。
他のキャラクターも個性的ですが役にはまっているのかケビン・ベーコンは目立ちますね。
内容とは関係ないですが本作に吹き替えが無かったのは少し気になりました。
昔この作品を見たときは吹き替えがあった記憶がありましたが気のせいでしょうか。
まあ吹き替えが無くても全く問題ないぐらい面白いモンスター物でした。
そんな感じでホラーファンは大体見ていると思いますが再び見ても楽しめる作品でした。
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