2634作目は後継者がメインになってきた有名作品を・・・。
『SAW5』
2008年アメリカ作品。
殺人犯ジグソウが仕掛ける死のゲームを描く人気スリラーシリーズの第5弾。
-あらすじ-
九死に一生を得て助かったFBI捜査官ストラムは、傷一つ負わずにゲームから生き残った
ホフマン刑事こそジグソウの後継者ではないかと疑う。一方、ジグソウ生前に弁護士に
預けられた遺言と、遺品を見て衝撃に襲われるジグゾウの元妻、ジル。そして、コンクリートの
床の上で5人の男女が目覚めると、犬の首輪に繋がれ、V字型の大きな刃がセットされていた・・・。
「ハロー!5人が一緒になって、生き残りに励んでほしい」新しいゲームの仕掛け人は、果たして、
ホフマン刑事なのだろうか?そして、ジグソウの遺言の内容、ジルが驚愕した遺品とは何なのだろうか?!
-感想-
前作はジグソウの過去が中心で今回は後継者のホフマン刑事の話は中心となってきます。
お話は生き残ったFBI捜査官はジグソウの後継者である刑事を調べ色々な情報を掴んでいきます。
しかし後継者は捜査官を上司を利用してジグソウの仲間だと言うことで仕掛けていきます。
後継者は実は妹を殺されており犯人を殺しますがそれをジグソウの仕業のように仕立てます。
しかしジグソウが接触してきて文句を言った後に後継者として刑事をスカウトしてきました。
そして様々なゲームの助手として働きジグソウの後継者として認められます。
一方5人を集めたゲームでは火災繋がりで5人が協力すれば全員助かる仕組みでした。
結局だまし合いになりようやく2人になり協力して血を流しますが男は死に女が残ります。
捜査官を疑い始めた上司は部下の足取りをたどりそこで生存者の女性を保護します。
その場所に捜査官の携帯電話を発見してジグソウの仲間と認定して指名手配をかけます。
捜査官は後継者を尾行していきある建物まで入っていくとそこにはガラスのケースがありました。
中にはテープレコーダーが入っておりそこにはケースに入れば助かるとのメッセージが入っていました。
しかし捜査官はガラスのケースに入らずあとから来た後継者と戦いそいつをケースに放り込みます。
部屋のドアが閉まるとジグソウからのメッセージで言うことを聞けば助かったとの事でした。
そのまま部屋の壁が閉じていきケースに入らなかった捜査官はぺしゃんこになってしまいました。
今回はいかにホフマン刑事が悪事に手を染めたかがメインとなっています。
ジグソウとのやりとりで道具の仕掛けを手伝ったり情報漏洩や情報操作に協力していました。
3で死んでいるジグソウですが過去の話としてフェードアウトすることはありませんでした。
ただホフマン刑事が狡猾でストラム捜査官を死なせるまでの流れはなかなか面白いですね。
捜査官が追っているようで敵にどんどん追い詰められていき罠にはまっていくのですからね。
ゲームも内容も前回よりは刺激的じゃ無いですがそれでも面白みはありましたね。
初期の頃みたいに変なフラッシュバックでごまかすことも無くスプラッターシーンを見せてくれました。
連続して見てきて作品に愛着が出てきたのかジグ雄からホフマンへの流れは悪くは無かったです。
それにしてもこのシリーズの警察は単独行動ばかりして馬鹿になるガスを浴びたようでした。
馬鹿じゃ無いと成り立たない話では無いので作品を台無しにするような要素はありませんでした。
あとは過去作品を見ている前提なのでいきなり本作だけ見ると全く内容がつかめないでしょう。
見ていたとしても時間が経つと忘れる部分も出てくるので連続してみることをお勧めします。
妻が受け取った箱の中身も明かされずその辺はこれからの展開が楽しみなる要素でもありますね。
今回は犯人わかっているし心理戦の要素は弱いので物足らないと思う人がいるかもしれません。
まあ単純にホラー映画としては出来がいいので安心してみていられると思います。
そんな感じで楽しめる作品なので興味がある人はシリーズを通して見ていただきたいですね。
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