2628作目は妄想オチが非常に残念だった作品を・・・。
『メイズ・オブ・タイム』
2016年アメリカ作品。
病院を舞台にある女性が同じ時間を何度も繰り返すSFサスペンスアクション。
-あらすじ-
エイミーは、車の渋滞にはまっていたが、突如その場で意識が飛んでしまう。その時刻13:13。
次の瞬間彼女は、巨大ハリケーンが接近している病院の精神科病室で意識が戻る。 その病院では、
今まさに危険な人体実験を施術している所であり、彼女を含め患者全員に身の危険が迫っていた。
彼女は何とか彼らを救おうと行動を起こすが、数分後ここでも意識を失ってしまう。 次の瞬間、再び
渋滞中の車の中で目を覚ます。時刻は何と13:13だった! そんな現象が何度も続く・・・・。
彼女の身に起こっていることは一体何か?そして最後に判明した衝撃の真実とは?
-感想-
精神病者の妄想オチでスプラッター要素もあっただけに作品自体は残念でしたね。
お話は実はこの本編自体が精神病者の主人公が見続けていた妄想でした。
仲間になる2人は主人公が見ていた雑誌のモデルで舞台は入院していた病院でした。
たびたび登場する女性は主人公の妹で同じく精神病者ですでに故人でした。
ループ地獄から脱出した主人公は現実に戻り病院で人殺しを開始した所でエンドです。
どんなゴチャゴチャした内容だとしても幻覚オチで大半のネタはまとまりますよね。
幻覚オチ自体にバリエーションは少ないので自分的にはあまり好きじゃ無くガッカリしますね。
せっかく色々なシーンがあるのだから見てきて良かったと思えるオチにして欲しいですよね。
はっきり言って妄想オチならどんな馬鹿な映画制作者でも簡単にできますからね。
失神するとループするところですが長くなったり短くなったりと一定しないところもイマイチでした。
その辺は規則性が無いとただ雑なだけとなりその辺はメインなので丁寧さが欲しかったですね。
この作品はループと閉鎖された病棟内と捕まる仲間が酷い目に遭うと言う内容です。
酷い目に遭うシーンは解体されたりなど遠慮の無いスプラッターで見応えがありますね。
こういうループ物はオチが分かった上でもう1回見て伏線などを確認するようにしています。
ただ幻覚や夢オチなどがっかりなオチだとどうも見る気にならずこの作品も同様でした。
褒め所はスプラッターなどある程度はあるにせよ雑さと残念なオチで評価できない作品でした。
そんな感じでとりあえず幻覚オチが気にならず作品に興味がある人は見てみてください。
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