2618作目は前回よりも楽しめた投稿物のシリーズを・・・。
『封印映像35』
2018年作品。
“真の恐怖”に迫るホラー映像を収めた「封印映像」シリーズ第35弾。
-感想-
①心霊パパラッチ
心霊スポットで撮影した映像で霊らしき姿を捉えますが神出鬼没でなかなか追いつけません。
そこで撮影者は近くで備えてあった花におしっこをかけると背後から霊に襲われてしまいます。
霊が人間丸出しな動きでしたがアホが霊の制裁されるネタは面白いですね。
②泥の人
同僚とハイキングに行ったときの映像で同僚の男性が同僚の女性にプロポーズしようとします。
寸前で女性はゴミを捨てに行きますがそのままいなくなり撮影者達2人は付近を探します。
夜になってようやく見つけますが3人は森の中で迷ってしまいます。
自分の首を絞めふらふらだった女性は突然白いゲロを吐き何かに捕まると怯えています。
着信の入った男性は逃げだしその後に地面に現れる無数の顔が映り込んでいます。
地面に浮かび上がる顔ですがはっきりとしたビジュアルじゃ無く怖さは無かったです。
③帰れなかった霊体
内装業の業務用の映像で現場を撮影した後にチェックミスでもう1回現場に行きます。
そこで床に置かれた3つの骨壺を発見したあとに3体の何者かの姿が映り込みます。
足下の霊は一瞬だけだし後の2体は暗がりの中で非常に分かりづらく怖さは無かったです。
④ボウボウ
火の玉が出ると言う公園で撮影した映像で探索していると目の前に火の玉が現れます。
近づいて火の玉を見ると中に顔が現れ撮影者達2人はその場から逃げ出します。
そのあと2人に向かって首がなく炎に包まれた何者かの姿が迫ってきます。
取材陣は投稿映像の現場に行きますが専門家の話の最中にADの田中さんが倒れます。
30分後に田中さんが帰れと言う声を聞きその後にカメラに向かって大きな石が飛んできました。
そして投稿映像を検証すると飛んできた石と撮影者が投げた石が同じだと分かります。
シュールな霊よりも飛んできた石が合成丸出しな所が目立ちましたね。
クオリティは相変わらずな所もありますが前回よりは面白くなっていましたね。
ネタ勝負に近い印象で心霊映像としては全く刺激も無く怖さも無いですね。
もっとリアル感無視で映像勝負に打って出てくれれば良くなるとは思うのですが。
このシリーズを見ているとどうしてもハードルが下がりがちになってしまいます。
だから高いクオリティを求めている人はなかなか評価に至らないかもしれません。
そんな感じで前回よりは楽しめたのでシリーズを見続けている人にお勧めします。
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