2455作目はイマイチだった女性の嫉妬を描いた作品を・・・。
『アンフォゲッタブル』
2017年アメリカ作品。
デニーズ・ディノヴィ監督の長編デビュー作。
-あらすじ-
テッサ・コノバーは別れた夫のデビッドがジュリアという女性と再婚することを知り、
未練を感じる。 ジュリアがデビッドの後妻として子供たちの世話をし、幸せに暮らす
姿を見て嫉妬を抑えられなくなり、二人の生活を崩壊させようと脅迫する...
-感想-
嫉妬して狂う女が何か中途半端で狂気さが薄かったのが残念でした。
お話は敵である元妻はSNSを駆使して主人公の居場所のDV男に教えてしまいます。
実際に家にやってきて関係を迫りますが足をナイフで刺しそのまま逃げ出します。
そこに罠を仕掛けた敵がやってきてDV男を殺して主人公に罪をなすり付けます。
夫も警察の話を聞いたあと自宅に戻りそこで元妻の犯行だと気がつきます。
夫は元妻に襲われそこに警察から釈放されてきた主人公と戦いになります。
最終的に元妻は死を選び主人公達3人に平和な日々が戻ってきます。
ラストはそこに元妻の母親が孫に会いに来て一悶着ありそうなところでエンドです。
メインの敵である元妻が中途半端なキャラクターになってしまった事ですかね。
純愛で夫を愛するが故に狂ってしまったと言うなら狂気さが増すところでしょう。
でもできちゃった婚でしかも離婚の原因が元妻の不倫と言うことが薄めてしまっています。
夫も本当にヤバくなるまで軽薄さが抜けずDV夫も狂っている所まで行っていません。
SNSを使って罠に嵌めるネタはいいですが主人公が間抜けだから成立するレベルです。
人間の恐ろしさを描くのなら今作のようなほどほどじゃ無くやり過ぎぐらいがいいですね。
配給会社にやる気が無いのでネットを調べてもなかなか基本情報が見つかりません。
まあ緩さも感じる狂気物なら扱いはそんな物なのでしょうかね。
とにかくお話に核と言う物を感じずキャラクターが薄いのも致命的じゃ無いでしょうか。
そんな感じで地味に褒めどころが無い作品だったので自分からはおすすめしません。
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