2437作目は完全にサメを脇役にしてしまったクライムアクションを・・・。
『シャーク・キラー』
2015年カナダ、南アフリカ作品。
ダイヤを飲み込んだサメと人間の激闘を描くシャーク・スラッシャーアクション。
-あらすじ-
サメ退治のプロフェッショナル“Shark Killer"を生業とする男チェイス・ウォーカーの
次なる獲物は、犯罪組織が密輸しようとしていた巨大ダイヤモンドを売人ごと喰い千切った
「黒ヒレの大サメ」。そして依頼人はなんと今や西海岸一のワルになっていた彼の兄ジェイク
だった。ジェイクのガールフレンド、ジャスミンによる厳密な監視、からの燃えるような
ロマンスを堪能しながら大海原に乗り出したチェイスだったが、敵対組織のドン、ニックスが
ダイヤを横取りすべくジャスミンを拉致。ギャング対ギャングの激化する抗争、その一方で
腹を空かせた「黒ヒレの大サメ」は海辺のカップルや犬まで襲い始めた!!危険な戦いに挑む
チェイスとジャスミンの運命は? そして、ダイヤを手にするのは誰か? それともみんなサメの
餌食になってしまうのか?
-感想-
メインは悪党同士のダイヤの奪い合いだったのでサメは脇役に追いやられていますね。
お話は兄と2人でギャングからヒロインを救い出し敵の鯵とも爆破します。
3人でサメ退治にかかるとそこに火傷を負ったマフィアのボスが襲ってきます。
ボスは結局サメに食べられ兄はサメをおびき寄せるためにヒロインを海に落とします。
主人公は何とか救い出し今度は兄が海に落ちたので救いに行きサメも退治します。
ラストは巨大なダイアを手に入れた3人はマイアミに向かったところでエンドです。
はっきり言ってちゃんとしたサメ退治は序盤だけと残念な事になっています。
妙に巨漢な主人公がナイフ一本でサメ退治するところはなかなか面白くなりそうでした。
クライマックスのサメとの対決シーンは端折られてしまい残念でした。
キャラクターも主人公達はいいとしてその兄が最後まで悪党だったのはイマイチでした。
ギャング側も完全に交渉決裂の前にヒロインの拉致とか無意味な行動していますし。
サメ映画として売り出すなりいろいろな事を考えても作り込みが足らないですね。
肝心なところも結構端折られていたので内容が薄くて漠然として物でした。
そんな感じでいろいろなところでいまいちな作品だったので自分からはおすすめしません。
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