1691作目はかなりハイレベルなZ級作品を・・・。
『呪いの山 グリーンインフェルノ』
2014年作品。
呪われた山を訪れた捜索隊に恐ろしい出来事が降り掛かるホラー。
-あらすじ-
ある山で行方不明になった人々を捜すため、捜索隊が結成される。
だが、彼らの周りで奇妙な出来事が頻発し、メンバーがひとりずつ姿を
消していく。残ったメンバーは驚愕の真実を知り…。
-感想-
素晴らしいZ級作品かと思ったら名義が変わった?JVD作品のようですね。
お話は実は最後に残った女性の両親はこの現場の飛行機事故で犠牲になっていました。
人食い男は事故の生き残りで生きるために他の被害者を食べ精神に異常を来していました。
女性も食べられそうになりますが人食い男が見てない隙に拘束を解き反撃して殺します。
女性が逃げ出し後日もう一人行方知らずになっていた女性も山を下りてきます。
突っ込みどころが満載というかほとんどのシーンが突っ込みどころがありましたね。
特殊メイクもチープだしそもそもジャケット写真のような怪人のような人物は出てきません。
一生懸命馬鹿そうな演技をしているおじさんが襲ってくるので見ていて痛々しいですね。
オチも女性が命からがら怪人から逃げると言うシンプルな物でいいと思いました。
しかしこの作品は夜中抜け出した女性がフラフラになってカメラの前に現れるという結末です。
わざわざ余計なシーンを加えていますがそもそも何が言いたいのかさっぱり分かりません。
怪人の食事のシーンはお腹からつやつやした赤い塊を食べるだけで人肉には見えませんでした。
殴るシーンも凄く演技が下手で明らかに人に拳が当たっておらず演技指導がなかったのでしょうか。
映画自体森で迷うのですが大半はしっかり道がありさっさと戻ればいい感じです。
と言うか車が通っている道なのだから最初から車で行けばいい気もしますね。
とにかくいろいろチープで15禁との事ですが映像的に恐怖の様子に説得力はありません。
タイトルはイーライ・ロス作品を露骨に便乗しているのでここまでだと清々しいですね。
そんな感じでほぼ完璧はZ級クオリティなので駄作マニアはしっかり押さえておいてください。