1556作目は本家のシリーズとは関係ないファイナル系統の作品を・・・。
『ファイナル・デッドクルーズ』
2008年イギリス作品。
新進気鋭のホラー映画監督、オリヴァー・ブラックバーンが描くスリラー。
-あらすじ-
地中海リゾート地で知り合った、男女7人の若者たち。彼らは意気投合し、ヨット・クルーズに
出てパーティーの続きをしようと盛り上がる。誰にも邪魔されない海の上、開放的な気分に
なった彼らは、アルコールにドラッグ、セックスとハメを外して楽しんでいた。しかし、おふざけが
一線を越えてしまったとき、思いもよらない悲劇が起きてしまう。その悲劇は更なる悲劇を
呼び込み、豪華クルーザーは逃げ場の無い殺し合いの舞台となってしまう 。
-感想-
この映画の内容のどこにファイナル系統と見いだしたのかかなり疑問に感じてしまいました。
お話は乱交中に1人の男が周囲にあおられ相手の女性を殴り死なせてしまいます。
男達は刑務所行きを恐れ死んだ女性を海に沈めて残りの女性達2人は反発します。
男達に捕まり逃走しつつもまた捕まるなどしますが女性の1人が一人を刺します。
更に一人を発煙筒で焼き殺しもう一人はボートのスクリューで殺害します。
その女性はそのまま海に飛び込み自殺して女性と当事者の男の2人が残ります。
男が隙を見せた隙にロープを使い殺して女性1人が生き残り脱出してエンドです。
ラリった奴らが襲い襲われしても誰もが自業自得なので見応えが低いですね。
女達も行きずりの男について行くだけでこれだけで危険に飛び込むようなものです。
男達も隠蔽しようとして皆殺しにされるのだから刑務所に入った方がマシですよね。
内容的にもどんどん悪い方向に進み馬鹿丸出しでその辺も見応えが低いですね。
キャラクターも同じような連中なので主役不在でせめてちゃんとした中心人物が欲しかったです。
これを見てどうやってファイナル系統を位置づけたのか配給会社に聞きたいですね。
まあこういう邦題はたくさんあるので本家と勘違いする人はもういないでしょうけど。
原題は作品を見るとどうやら女性を殺害したときの行為のようですがそれは定かじゃ無いですね。
そんな感じで自業自得系の作品で面白みに欠けるので自分からはお勧めしません。