1481作目は全く面白くなかったオムニバス物を・・・。
『わたしの恐怖体験〈呪〉』
2014年作品。
学研の最長寿のオカルト雑誌「ムー」が、2015年超常現象ブームもリードする!
創刊35周年を節目にほんとにあった怖い体験を完全映像化!
-感想-
①拾ったデジカメ
女子高生が落ちていたデジカメを拾い勝手に見てみると動画が入っていました。
そこには叫び声をあげる女の映像がありおびえつつもそのデジカメを持ち帰ってしまいます。
夜になり映像の女がおり寝床にまで入ってきて電気をつけるといなくなってしまいます。
確かに恐怖体験ですが落とし物をのぞき見ちゃいけないというお説教も含まれていました。
②二階の部屋
大学生がある一軒家を借りますが2階はお札とか貼ってあるし雨戸も開けることが出来ません。
住み始めますが2階から毎夜騒音があり大学生は入っちゃいけないという2階に上がります。
そこには体をかきむしる女がおり大学生は逃げだし大家は他言無用と釘を刺します。
ほとんど説明が無く漠然としすぎていて内容がつかめず楽しみようが無かったです。
③連れてきたもの
大学生の男女3人が心霊スポットに行きますが特に何もおらず一行は帰ります。
女性は帰宅後に自室に次々と小石が現れ天井に穴がありその上から人がのぞき込みます。
その人物が小石から大きな石を落とされたような大きな衝撃を受けます。
しかし次の日にはそのような痕跡は一切無く同じような経験を他の2人もしていました。
心霊スポット巡りの時の映像には磯を落としてきた人物が映り込んでいました。
心霊スポットに行くなという説教系の話ですがちょっと俳優さん達の大根が目立ちました。
④びしょ濡れの女
男性が通りすがりのびしょ濡れの女性に話しかけますがあとでその女が部屋を訪ねてきます。
一度は追い返しますが無理矢理入ってこようするので警察に通報後に友人の家に逃げ込みます。
その後に警察から電話があり隣人がびしょ濡れの女に襲われ殺されたとのことでした。
男性は引っ越しますがその女は相変わらず付きまとってきています。
話しかけた女に付きまとわれると言うだけで他は何も説明が無く漠然とした内容でした。
⑤ラブホテル
終電を逃した女性2人はラブホテルを利用しますが女性はその中のノートを見ています。
そこには部屋についての呪われているというメッセージとその対策法が書いてありました。
女性が目を覚ますともう一人が様子がおかしくなっておりノートの通りの対策をします。
何とか友人の命を助けることは出来ましたが精神を病み入院を余儀なくされました。
ラブホテルのネタはよくあるので目新しさは無くありきたりでした。
オムニバスですが特に目新しいネタは無くどこかで聞いたようなネタばかりでした。
演出も特に優れたところも無く内容も漠然とした物で退屈な作品でした。
漠然とした内容なので恐怖感や緊張感などホラー的要素は薄かったですね。
そんな感じでどこにでも転がっていそうなオムニバスなので自分からは特におすすめはしません。