1473作目は盛り上がりに欠け眠気との戦いだったモンスター物を・・・。
『シンティラ・プロジェクト』
2013年アメリカ作品。
遺伝子操作実験が秘密裏に続けられてきた旧ソ連の地下基地を舞台に
繰り広げられるミュータントSFバトルアクション。
-あらすじ-
ベテラン傭兵のジム・パウエルは何者かに雇われ、女性科学者のヒーリーを旧ソ連内の
地下研究施設に連れてゆくというミッションを与えられる。その地域は内戦下で強力な
民兵たちが支配しており、普通には足を踏み入れることすらできない。パウエルは
傭兵仲間の精鋭部隊とともに、重武装した民兵の攻撃をかいくぐり、地下施設へと侵
入する。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは地上とは全く違った脅威だった。
暗闇から襲い掛かる謎のクリーチャー、迷宮のような地下壕。仲間が一人また一人と
倒れるなか、最奥にある研究施設にたどり着いたパウエルたちは、そこで初めて
研究の真相を知るのだった。それは遺伝子操作による、人類と地球外生命体との
混血実験。そして彼らが到着したとき、既に実験は最終段階にあった……。
-感想-
アイディアは悪くないと思いますがとにかく8割近くのシーンが盛り上がらず残念でした。
お話はおとなしかった人間と隕石の遺伝子から作られた混血児が突然襲いかかってきます。
携帯電話で知識を得てその場にある武器を手に入れ仲間の混血児の死を確認します。
主人公達は次々と殺される中で主人公達3人は何とか外に出ますがそこでは戦闘が起きています。
先に出てきた混血児が戦っており民兵組織は全滅させられ主人公達と対峙します。
主人公は寸前で混血児に恐怖して腰を抜かしたところで逃げられてしまいます。
ラストは主人公が拘束され混血児は変装をして都市部に潜り込んでいったところでエンドです。
隕石と人間のハーフの男女という怪物混血児はなかなか面白い設定でした。
実験はその男女に子供を産ませ完全なる生命体を作る実験ですが失敗します。
むしろハーフの男よりもその子供の方が大暴れするところが見てみたかったです。
混血児のビジュアルは目だけ黒目がいくつもくっついただけでそれ以外は人間そのものです。
シンプルながら一番のポイントである目玉の気持ち悪くするネタがいいですね。
いいところはだいたいこの辺ぐらいでテンポが遅く盛り上がりに欠けてとにかく眠くなってきます。
依頼主の陰謀やら仲間の裏切りなどの余計な要素が入り更に寄り道するような内容です。
やはりこういうモンスター物はシンプルで展開が早めの方がいいと言うことを実感しますね。
そんな感じでとにかく退屈な作品なので自分からはおすすめしません。