1433作目はそんなに面白く無かったサイコスリラーを・・・。
『殺人の啓示 死を誘う男』
2014年イギリス作品。
スーザン・サランドン、エレン・バースティンらの共演で、
異常殺人犯とベテラン女刑事の対決を描くサイコサスペンス。
-あらすじ-
ヘイゼルはカナダの警察署で働く女警部補。ある日、静かな町で凄惨な
殺人事件が起こる。被害者は末期癌の老女。死体は喉を切り裂かれ、
口は何かを叫んでいるように大きく開かれていた。ヘイゼルたちは捜査を
進めていくうちに、カナダ全土で同様の未解決事件が9件あることを知る。
すべての遺体写真を並べると、彼らの口は《ある言葉》を発していた。
不可解なメッセージを残す犯人の目的は?その頃、次なる犠牲者へと
魔の手が忍び寄っていた…。
-感想-
どうもキリストネタだとさっぱり意味が分からず面白いと感じられず残念でした。
お話は実は犯人は老神父の元で育てられており同じ聖職者でした。
犯人の弟が自殺しそれを復活させる為に12人の人達を生贄として殺していました。
自殺サイト?を参考に病気で死にかけた人達にとどめを刺すような形で生贄にしていました。
主人公はことごとく犯人に裏をかかれ捜査から外されたところで犯人に拉致されます。
酷い過去を持ち鎮痛剤が手放せないぐらい心身とも苦痛な中で犯人に生贄になるように言われます。
しかし主人公は生きてもう1回やり直したいというと諦め犯人は自殺して12人の生贄を完了します。
炎に下手が包まれる中で命からがら主人公は脱出して病院で入院となります。
その後警察がトレーラーハウスに入るとあるはずの犯人の弟の死体が消えているところでエンドです。
キリストネタはやっぱりその国ならではのミステリーで自分には理解しにくいです。
お話的にも意味が分からないところがあり脳腫瘍の子供が何故完治したのか説明がありません。
死体が消えた事についてもオカルト的なシーンも無いので奇跡なのか何なのか分かりませんでした。
犯人は殺人鬼ではありますが狂信者でありながらサイコ要素は薄かったですね。
グロさとか台詞処理でそんなシーンはありましたが直接のシーンは無くグロくは無かったですね。
謎解きの要素も内容が理解出来ないせいで唐突さを感じその辺も楽しめませんでした。
俳優的にはオスカー俳優が2人も出て更にドナルド・サザーランドが出ているなど豪華ですね。
それにしても主役のスーザン・サランドンを映画で見るのは久しぶりですね。
ちょっとまえに何かのデモかなどの活動をしていたときの報道で名前自体久しぶりに聞きました。
豪華な俳優だからこそ理解出来るようなジャンルの映画で楽しみたかったですね。
こう言うジャンルってやっぱり理解に至らない自分の知識不足のせいもあるでしょうね。
そんな感じでキリスト物なのでそれなりの理解力のある方は見てみてください。