1420作目は別に凶悪でも無い投稿物を・・・。
『凶悪霊10』
2014年作品。
凶悪な霊ばかりを集めたホラードキュメンタリー第10巻。
-感想-
①場違いな存在
夜の公園での映像で鳴き声とともに女性の足元に小さな何者かの姿が現れます。
背景との色が違うので何かいるのは分かりますが霊自体のビジュアルはわかりにくかったです。
②棲み憑くもの
ドッキリをしけかける様子の映像で天井に張り付く何者かの姿が映り込んでいます。
ビジュアルは面白いですがぼんやりとしているので怖いとまでは感じませんでした。
③なくしたもの
花火大会の様子の映像で男性の背後に手も足も首も無い何者かの姿が映り込んでいます。
夜の映像で画質が悪くかろうじて何かいるのが分かる程度の霊で怖いとまでは感じませんでした。
④アフレコ
アフレコの様子の映像で扉のガラスに上から落ちてくる霊と女性の肩に乗る手が現れます。
霊の姿の手もかなり小さめで落ちる様子もメカニカルで怖いと感じる以前の問題でした。
⑤降霊番号
公衆電話の都市伝説の様子の映像で儀式を行うと電話先から奇妙な音が聞こえてきます。
そして電話ボックス内で友人が動かなくなりそこに無数の霊の顔が現れます。
霊は何かの絵を貼り付けただけだし逃げる様子も画面が揺れすぎで様子が全く分かりませんでした。
⑥聖地巡礼
アニメの聖地巡礼の映像で木の陰から目が無く鱗に覆われた顔の何者かが映り込んでいます。
なかなかいいビジュアルの霊だったけどただそこで止まっているので怖さはありませんでした。
アニメの聖地のネタの割には具体的な名称が一切出ない時点でネタにも現実味が無いですね。
⑦追跡者
女友達の様子の映像で女性の背後に襲いかかる半透明な何者かの姿が映り込んでいます。
電気を付けた瞬間に襲ってくる霊と言うのはネタ的に結構面白いですね。
⑧悪酔い
悪ふざけの様子の映像でトイレの中に入るとこちらを睨み付けるような顔が映り込んでいます。
何かいるのは分かりますがそれが何なのかまでは判別不可能で怖いと感じる以前の問題です。
⑨霊媒師
インチキ霊媒師の様子の映像で霊媒師を取り囲むような無数の手と顔が現れます。
詐欺師にバチが当たると言うネタはとても面白く一応霊は来たんだし結果オーライって奴ですかね。
⑩恐怖映像
恐怖映像を鑑賞している様子の映像で女性の首を絞める何者かの姿が映り込んでいます。
真っ黒な姿の上に一瞬だけの登場なので怖いと感じることまでは出来ませんでした。
⑪稽古風景
稽古の様子の映像で男性の足を掴む何者かの姿が映り込んでいます。
霊の姿も小さく画質も良くなく様子がわかりにくいので恐いと感じるン前の問題でした。
⑫因果応報
墓地での肝試しの映像で女性の背後に何者かの姿が映り込んでいます。
何か立って言うのは分かりますが画質も悪く霊の姿も小さいので恐くは無かったです。
⑬白衣
病院の廃墟の様子の映像でまずは這いずりながら近づいてくる何者かが映り込んできます。
2度ほど登場した後に上の階からこちらを見下ろす生首が映り込んでいます。
這う様子が人間っぽいですがそれでも3度登場する霊は良かったと思います。
そこそこネタは面白いんだけどやっぱり映像がネタに劣っているのが残念です。
ただ前回見た出オチシリーズのガチ心霊よりはいろいろ出来は良かったと思います。
これで映像作りの方ももうちょっと釣り合うようなレベルになったら凄く面白くなるでしょうね。
おかげで折角の霊も映像が弱いので凶悪霊と言うタイトルに名前負けしてしまっています。
まあガチ、凶悪、グロとインパクトのあるタイトルですが自分的には出オチシリーズとなっています。
そんな感じで名前負けしていますが暇つぶしにはなるので興味があるまたは見てみてください。