1347作目は本当につまらなかったジャンル不明作品を・・・。
『死ナリオ 一途な黒髪』
2014年作品。
本当の呪いを収めた「死ナリオ」シリーズ第1弾。
-感想-
①恐怖のムービーメール
浄化隊のメンバーの1人のムービーメールで雑誌の写真の眼が動いています。
画質の悪さが原因でもありますが眼が動いている様子などは全く分かりませんでした。
②轢き逃げ現場の怨念
人身事故が多発するスマートインターチェンジ近くのトンネルの取材に行きます。
途中で車に異変があり急停止して車のバンパーをチェックするとたくさんの髪の毛がついています。
パニックの様子がわかりにくくリアリティもいいのですがもうちょっと分かり易く欲しかったです。
その後地元のインタビューをしたあとで荒廃しているのに住民がいるアパートに行きます。
淡々と映像を流すのですがあまりに映像が暗すぎてもうちょっと見せる努力が欲しかったです。
③怨念の嫌がらせ
駐車場へ戻るといきなり目の前に植木鉢が落ちてきて聞こえた足跡へ追跡していきます。
しかし見失いそのあとも何も情報も得られずスタッフ達はホテルに戻っていきます。
④現在地をチェックするカーナビに
カーナビに髪の長い女性がこちらに向かって迫ってきています。
何か映り込んでいるのはわかりますが髪が長いとか具体的なビジュアルは分かりませんでした。
宿泊先でドアの隙間から足のような物が見えスタッフが怖がって眠れなかったそうです。
⑤爪
朝になりドアに何者かの爪がかかっておりました。
リアリティを求めるのはいいんですが爪があるだけだと映像だけじゃ気持ち悪さが伝わりませんでした。
⑥真相
スタッフが地図を調べるとどうやら厄除けで有名な神社が怨念を守っていたようです。
事故現場などは神社の守備範囲外でそこ中心に異変が起きたそうです。
スタッフ達は過去に起きた事故の様子をなぞっておりそれで怨念が興味を示したようです。
その後に犯人も捕まりますが実はスタッフはその人物にぶつかるなどすれ違っていました。
完全に説明がついていますがこの取材映像でここまでたどり着くのには若干無理がありますね。
⑦恐怖の特典映像
怪現象があると言う電話ボックスに行くと無人の受話器が動き出します。
そして次のスポットで車のトランクが全く開かなくなります。
ショッキングと言って受話器が地味に動くのとトランクが開かなくなると言うだけじゃ大げさですね。
全く見応えが無く面白く無い映像集でしたね。
こう言う意見を見越したのかスタッフは素人だからリアクションはイマイチとは説明されています。
リアリティを追求しているんだろうけど見ていて面白味に欠けるのは論外ですね。
地味な絵面でもじわじわくる不気味さでもあればいいんですけど今作にはありません。
見応えについてはお子様も見られるような配慮と銘打ってあるんで仕方が無いんでしょう。
ただガキ向けのホラーほどつまらない物はありませんよね。
だから説明を見た時点で面白く無い物とは想像でき見事にそれが的中していました。
そんな感じで見応えが無い上に変に守りに入っている作品なので自分からはおすすめしません。