1332作目は悪くは無いが期待したほどじゃなかった作品を・・・。
『最強ゾンビ・ハンター』
2013年アメリカ作品。
食人ゾンビと最強ハンターの激闘を描くサバイバルアクション。
-あらすじ-
謎の新型ドラッグの流行により、人類の大半が人肉を求めて生きる屍“イーター”と化した。
家族をイーターに殺され、荒廃した世界の中、愛車のカマロをぶっ飛ばしゾンビどもを殺し
まくるひとりの男。彼は自ら“ハンター”と名乗る最強のゾンビ・ハンターであった。ハンターは、
イエズス神父率いる6人の生き残りパーティーに出会い、ゾンビのいない楽園の存在を知る。
だが大量のゾンビ、進化したゾンビ、狂気のチェーンソー男が容赦なく彼らに襲いかかってくる……。
-感想-
いい味を出しているダニー・トレホですが今作ではそんなに活躍しませんでしたね。
お話は主人公達がいたアジトがゾンビ達に見つかり犠牲者を出しつつ脱出します。
その前に死んだ神父からゾンビのいない島があると聞き飛行機で向かう為に飛行場に向かいます。
しかしそこでもゾンビ達がおり主人公は仲間の姉弟を逃がし単身巨大ゾンビに挑みます。
体を貫かれますがそこで自爆してゾンビを倒しますが実は主人公は死んでおりませんでした。
実は新型ドラッグを服用して不死身なっておりケリを付ける為に自らの首を掻き切ってエンドです。
ダニー・トレホが主役だからと言ってもマチェーテの例もありそんなに面白くはなりません。
ただ内容や予告とか見ると何故かこの人が主役だと面白うそうと思ってしまいます。
強い個性のせいかと思いますが今回は個性はありつつも中盤で殺されてしまいます。
ゾンビはノーマルタイプがほとんどですが大きいパワーアップしたものも少しいます。
キャラクターは全体的に濃いのですが俳優さんとかあまり見たことの無い人ばかりでした。
だからダニー・トレホに他の人の個性が消されてしまっています。
あっさりアジトがゾンビに入られるなど攻防戦などのサバイバル要素は薄めですね。
行動原理もあまり分からないし描写が欲しい所でも台詞処理されあまり映画に入り込めませんね。
演出などもモノクロっぽい映像処理されていますが自分はそういうのには価値を感じません。
大きな欠点こそありませんが面白味も少なめなどこにでもあるB級ホラーですね。
単純にホラーが見たい人にはいいでしょうがダニー・トレホ目当てだとがっかりするでしょう。
そんな感じでアクション指向のゾンビ物なので興味がある人だけ見てみてください。