1102作目は凡庸な内容でやたらエフェクトが鬱陶しい作品を・・・。
『死霊の囁き』
2008年イギリス作品。呪いの歌によって死霊に取り憑かれた男が仲間たちを殺し続けるホラー。
-あらすじ-
曲作りのため深夜のスタジオにこもった、アレックスやマディー、ロック・バンドのメンバーたち。
だがそこは、死霊が支配する呪われた場所だった。かつてそのスタジオで自殺した、マーク・
グリフィンというロック・ミュージシャン。彼の遺した歌には、死者の呼び声=EVP(電子音声現象)が
潜んでいた。冥界からの声を聞いてしまった者は、再び生者の世界に戻ることは出来ない。邪悪な
死霊に憑依され、バンドのメンバーたちを次々と惨殺してゆくアレックス。そして血塗られた夜が
明けた時、一人生き残ったマディーは…。
-感想-
何というか目新しさの無い作品なのにエフェクトがとにかく鬱陶しくて駄目でしたね。
お話は主人公がこのスタジオがやばいと仲間に伝えますが仲間は取り憑かれてしまいます。
実力行使で曲を完成させないようにしますが寸前の所で失敗し主人公は捕まります。
そこで曲が完成しそうになりますが寸前で漏電させ仲間の行動を阻止します。
そのあと気を失い救急車の中で気が付き主人公以外の人間はみんな死んだそうです。
そして救急隊員の顔を見ると呪いの歌の作者のミュージシャンだったところでエンドです。
襲ってくるとかや何か来たときなど必要以上にエフェクトの嵐でとにかく見難かったです。
正直多少だったら意味があるのは理解出来ますがここまで多いのは話になりません。
お話も閉鎖空間に悪霊がいて取り憑かれ最後はバッドエンドなど目新しさは一切ありません。
俳優さんもシチュエーションもそれなりだっただけにかなり残念な出来ですね。
もちろん肝心なところでエフェクトがかかるのでグロさも怖さも一切ありません。
エフェクトが無いとしてもありきたりなお話だったのでおそらく面白くは感じなかったでしょうね。
そんな感じで褒め所の無い作品だったので自分からはお勧めできません。