1098作目は同じ展開でマンネリ感全開ですが自分的には面白かった作品を・・・。
『ファンタズムⅣ』
1998年アメリカ作品。名作カルトホラーシリーズ第4弾
-あらすじ-
明らかに間違っているので省略
-感想-
また同じ展開でマンネリもいいところですが何故か自分は駄目だとは思えないですね。
お話は1からの少年マイクは別次元で霊柩車に乗りトールマンから逃避しています。
どんなに逃げようが自ら命を絶とうとしても結局トールマンからは逃れられません。
その間に超能力が使えるようになったりトールマンの過去が判明したりします。
一方1からの若禿レジーは球体と化したマイクの兄のジョディから弟を探すように頼まれます。
3者は合流して別次元でトールマンを倒そうとしますが兄のジョディが裏切ります。
生け捕りにされたマイクですがレジーに託された音叉のおかげでギリギリで助かります。
元の世界で主人公の2人が合流して待ち構えたところにトールマンが現れます。
抵抗むなしくマイクは頭を掻っ捌かれて頭の中にあった球体を取られて虫の息になります。
レジーは取り返すと言い残しトールマンを追いかけたところでエンドです。
まず最初にこれは駄目だと思ったのは公式のあらすじです。
レジーは少女じゃ無く禿げたおっさんだし行きずりでも何でも無く誤植とは言いがたいミスですね。
展開はまた同じく前作からの続きのようで唐突に展開するので続いてはいません。
他の人の感想を見て驚いたのですが過去のシーンの映像はボツ映像だそうですね。
過去にボツになった物を新たな展開に使うと言うのはなかなかのアイディアだと思いました。
今回はバッドエンド的な終わり方じゃ無く続きを予感させるのがはっきり分かる中途半端さです。
おそらく5を作る気まんまんなんでしょうけど未だに作られてない所を見ると何かあったのでしょう。
内容的にはざっと今までの謎を説明していく内容で大半の所はここまでで何とか分かるところです。
展開的には3から仲間だと思われていた球体と化した兄が裏切ったことぐらいですかね。
あとは主人公が超能力を使うなど細かいところでは書き切れないぐらいいろいろありました。
でも結局はやっていることは2ぐらいから一緒なので映像的には目新しいところは無いですね。
敵の兵隊は小人の数が増えますが球体の数も減りアクション要素は抑えめとなっています。
どっちにしてもやっていることは同じなのでファンタズムファンぐらいしかお勧めできないですね。
ファンからすれば大半の謎が分かるので1~4まで見る価値は十分あると思います。
映像は撮影技術も熟れて来ているのか見やすくなっているのでストレスにはなりません。
そんな感じで完全にファン向けな内容なので興味のある方だけ見てみてください。