Z108地区 | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

786作目は馴染みの無い台湾のゾンビ物を…。


『Z108地区』


2012年台湾映画。ゾンビ軍団とSWAT部隊、マフィア一味の三つ巴の戦いを描くゾンビホラー



-あらすじ-


製薬工場で大事故が発生し、謎のゾンビ・ウィルスが散布された“108地区”。瞬く間に


凶暴なゾンビの群れに包囲され、避難勧告が発令されたこの危険区域に、隊長の


指揮下、精鋭のSWAT部隊が潜入する。目的は、逃げ遅れた非感染者の救出。だが、


親分を頂点に横暴の限りを尽くすマフィア一味が待ち受ける治外法権地域では、美しい


若妻が猟奇犯罪者に誘拐・監禁されていた。次々と仲間や友人がゾンビと化し、窮地に


追い込まれたSWAT隊員たちは、無事に脱出できるのか



-感想-


馴染みの無い台湾のゾンビ映画ですが凄く適当な感じな映画でしたね。


お話はSWAT隊員達はマフィアとの交戦中にゾンビに襲われマフィアの建物に逃げ込みます。


そこでお互い襲われ包囲されたことで共闘してこの危機を脱することに決めます。


その間にも噛まれた人がゾンビになったりとして更に犠牲者が増えます。


車を見つけ脱出するものの途中でガス欠になり監禁魔のいる部屋に逃げ込みます。


一方冒頭の母親が捕まった監禁魔の部屋にあるカップルが逃げ込み監禁魔に薬を盛られます。


警戒されていたため格闘になり男は殴られるものの彼女は地下に逃げ込みます。


そこで母親を解放したときにSWAT隊員やマフィアが部屋に入り込みます。


自由になった母親は自分の子供の居場所を聞き出しますがどうやら部屋から逃げ出したそうです。


怒った母親は監禁魔を殺害してトイレに行ったマフィアのボスが謎の化け物に姿を変えます。


生存者達で今度の作戦を練っているときに実はカップルの彼氏が殺人鬼の本性を見せます。


同室の生き残りを殺し始めたときに化け物と化したボスが殺人鬼を殺します。


その時に部屋のドアを破ったゾンビ達がなだれ込みボスを襲っているうちに生き残りが逃げます。


その最中にゾンビが襲って来て黒人が犠牲になる中で軍隊が助けに来てエンドです。


18禁と言うことで期待しましたが特にやばいシーンやグロシーンなど無く期待はずれでした。


しかもゾンビ発生の原因が東日本大震災の原発事故っぽく複雑な気分でした。


進行は時系列をバラバラにしていましたが正直最初ぐらいであまり意味が無かったですね。


そしていろいろな要素の登場人物を登場させたことで非常にまとまりの無い作品でしたね。


まあ似たような人たちがおらず個性的なメンツなので誰が誰だかはわかりましたが。


ゾンビのメイクこそはしっかりしていましたが変な化け物まで登場させまじめさは感じませんでした。


お話的にはいなくなった子供の行方だけでもはっきりしていれば締めは良くなった気がします。


投げっぱなしだし最後の回想シーンもだらだら長く意味不明でした。


更にエンドロール中に台詞がありましたが字幕が無く何を言っているのか分かりませんでした。


それにしても謳い文句で三つどもえの戦いというフレーズで本当にそうなのを見たことありませんね。


自分が映画を見たら無いだけかもしれませんが大体このフレーズは信じないようにしています。


そんな感じで作品的にはいまいちなので自分からは見ることはおすすめしません。