771作目はコミカル要素の強いオオカミ人間物を・・・。
『人狼村 史上最悪の田舎』
2011年スペイン作品。村人全員狼人間! 「パンズ・ラビリンス」のスタッフが放つアクション・ホラー!
-あらすじ-
小説を執筆するために故郷に帰って来たトーマス。しかしそこは代々、生け贄を捧げなければ
村人全員が人狼と化してしまう言い伝えのある呪われた村だった。
-感想-
凄く緩く途中でだれてきますがコミカルな映画だったため全く怖くなかったです。
お話は主人公と都会での仕事仲間が合流したところで村人たちが押し寄せ2人は捕まります。
狼男が閉じ込められている地下に閉じ込められオオカミ人間に襲われます。
そこの旧友が助けに来て2人は助かりますが脱出口からオオカミ人間の出てしまいます。
村人たちは探しますが旧友がかばったおかげで難を逃れます。
ただ呪いの生け贄の為に主人公は仲間に指を2本切り取られてしまいます。
その後脱出しようとして村人にばれますが一応呪いは解いたと旧友が説得します。
しかし口封じで殺しに来たときに呪いの儀式の時間が間に合わず村人はオオカミ人間になります。
そこに警官が来ますが一人殺されもう一人が主人公たちと合流します。
いろいろ逃げ惑い追い詰められたときに今度は主人公のおばあさんが助けに来ます。
しかし車がトラブって逃げ出せず教会に立てこもりますがそこにもオオカミ人間が入ってきます。
この教会にはダイナマイトがあり主人公が引きつけているうちに爆破させ一網打尽にします。
全滅させたところで呪いが解けオオカミ人間の小片は年老いて朽ち果てます。
後日主人公たち3人がつるんでいますが主人公が仲間がオオカミ人間かもと疑います。
そして仲間2人を鎖で縛りますがそこで主人公自身がオオカミ人間になりエンドです。
はっきり言って緩いコメディホラーで怖さもなくホラー要素も少ないですね。
3人の掛け合いはテンポが良かったとはいえホラーでも会話劇は冗長感がありますね。
オオカミ人間たちも人間っぽい過ぎて全く怖くないし普通で銃で殺せて弱いです。
一応オオカミ人間らしい動きも見せていますがワイヤーアクション丸出しでチープです。
あとは一応襲われるシーンはありますがライトなため見応えは薄いですね。
内容は旅芸人に性的暴行したあげく殺した伯爵夫人への呪いが現代まで続いているという奴です。
はっきり言ってチープで呪いの定義も特に描写はなく非常に漠然としたものでした。
映画的には見応えもなくホラー要素も少なめで面白みは感じませんでした。
そんな感じで全体的に緩い感じのモンスター物なのであまりおすすめはしません。