760作目は展開が早すぎてついていけなかった作品を…。
『VANISH7』
2010年アルゼンチン作品。封鎖された工場で起こる恐怖を描いた密室サスペンス。
-あらすじ-
2001年、ナカン工場で発生した惨劇。アギラルという男が、16人の工員を惨殺。
「殺せと命令された」という謎めいた言葉を残し、自らも命を絶つ。その遺体には、
古代言語“エノク語”の呪文が刻印されていた。2年後。テレビ・レポーターの
ロミーナは、封鎖されたナカン工場の取材を開始。調査チームのメンバーは、
エノク語の専門家、オカルト研究家、神父を含む7名。目的は、アギラルを狂わせた
“何か”の正体をつかむこと。しかし、彼らは知らなかった。その場所が、
人間が足を踏み入れてはならない、悪魔の領域であることを……。
-感想-
序盤こそは過去の映像としてPOVも普通に描かれていましたが後半はついていけませんでした。
お話は儀式を行った瞬間7人のうちの1人が苦しみだして急展開します。
全員がバラバラになり全員何者かに取り憑かれて唯一残ったカメラマンが逃げまくります。
警察にも通報して駆けつける中でもう一人と合流しますがすぐに何者かに取り憑かれます。
結局カメラマン以外全員取り憑かれ6人に何らかの儀式をされカメラマンも殺されます。
その直後に警察も突入しますが警官の一人が取り憑かれたカメラマンに襲われエンドです。
儀式直後に急にバラバラになり悪魔憑きに追いかけられると言う展開となります。
余韻のかけらも無く急に展開する流れについていけないまま見終わったという感じです。
だらだらも良くないんですが急すぎて流れを描ききれてないのもいけないと思います。
正直悪魔憑きの様子などは金のかかってない定番の流れでそんなに珍しくは無いですね。
急すぎるので怖さを感じようが無いしそれを抜いたとしてもそんなに怖くは無いですね。
びっくりさせるシーンも無いし特にグロいシーンがあるわけでもありません。
急すぎる展開以外特にいいところも無い退屈な凡作という感じでしょうか。
そんな感じで面白くない上に展開のバランスも悪いのでちょっとお勧めは出来ませんね。